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【10日目】紙博へ行ってきた

手紙社主催の「紙博」へ遊びに行くため、いざ浅草へ。今年になって家を引っ越したことで都内のあらゆるエリアに足を運びやすくなり、こういうイベントへのフットワークも上がった気がして嬉しい。
浅草駅から数分歩いたところにある都立なんとかセンターが会場になっていて、3フロアまるまる使った贅沢なイベントだった。私は前売りのプレミアムチケットを購入したこともあり待ち時間ゼロでスムーズに入れたが、なんか入場列みたいなのができていたのは何だったんだろう。当日券?

手紙社さんといえば東京蚤の市。今までに2~3回行ったけど、人が多すぎてとてもゆっくり見物などしていられない。今回の紙博もそこそこ混んでたものの、蚤の市に比べれば(人混みが嫌いな私でも)全然楽しめるレベル感。各ブースでじっくりアイテムを吟味する余裕はあったと思う。
滞在時間約90分。最近ハマっているシーリングスタンプ関連グッズ以外にもいくつか購入した。せっかくなので戦利品を紹介していく。


紙博戦利品

masking tape / ヨハク

このお店にも会場全体にも数えきれないほど多くのマスキングテープが並んでいた。ブースに置いてあったデザイン見本としばらくにらめっこした結果「アキノヒノ」と「アネモネ」を購入。かわいいねえ……。
アネモネはシンプルに好みだし、同名の曲が好きなオタク友達へのギフトにも向いてそうで気に入っている。アキノヒノは昔好きだった日記サイトの持つ雰囲気に似ていて完全に一目惚れだった。もう15年も前に更新が止まったままのサイトだけど、未だに好きでよく読み返してる。

ヨハクさんのサイトより
ヨハクさんのサイトより

Stitched Notebook Set / RIFLE PAPER CO.

好きなアイドルがインスタライブをしながら、自分の顔にかかるフィルターをガチャガチャいじくり回して遊んでいた。
少し派手めなアイメイクのフィルターがお気に召したらしく、自分の顔をじっと見つめて一言「艶めかしい孔雀みたい」と。それはあまりにも彼そのものにしっくりきすぎる表現だった。うまく言えないのだけど彼にはそういうところがある。それがちょうど昨日のことだ。

RIFLE PAPER CO.さんのサイトより

で、きょう会場で見つけたのがこの3冊セットになったノート。
木や花々とともに優雅な孔雀があしらわれたデザインに一目でズギュンときてしまった。完全に好みのド真ん中を突いてきてる。かわいすぎる。ノートを3冊も使う用事が思いつかなくて一旦その場を離れたが、他のブースを見ている間もこのデザインが頭から離れなかった。正直言って1冊あれば十分なんだ。でも欲しい。彼の担当動物(メンバーカラーみたいな概念としての動物)はなんといっても「鳥」である。ぜひ欲しい。
こんなふうにまったく関係ないところで勝手に喚起される消費活動もあるのだから、つくづくアイドルの持つ力ってすごいなと思う。使い道は考え中だけど、Schooの生放送授業を受けるときなどに使いたいなと思っている。

ポン菓子 玄米きび砂糖 / ひなのや

もはや紙モノではないのだが、見つけるたびに手に取ってしまう。牛乳と一緒にちょっとずつ食べるのが好き。

ひなのやさんのサイトより

シーリングワックス / FooRow

ミックスカラーとクリアカラーをそれぞれ購入。

FooRowさんのサイトより
FooRowさんのサイトより
FooRowさんのサイトより

伊東屋戦利品

帰りがけに銀座で下車して伊東屋にも立ち寄った。
スタンプヘッドは桜みたいなド王道の和風モチーフ、ワックスはスティック型のものばかりだったので特に購入はせず。

デザインナイフマルチメタル D-1000P / NTカッター

自宅にはデカ太いカッターしかなくて、セパレート芸をやるのに不便だったため、この機会に取り回しのよさそうなペンカッターを購入した。

今日のスタンプ

家に帰ってさっそく今日の戦利品ワックスで捺してみた。

一番やりたかったのが上段のブローチ×クリアカラーの組み合わせ。さっき買ったペンカッターがフレームの切り抜き作業を非常にスムーズにしてくれた。だいたい赤5青2の割合でグレープグミみたいな色が作れる(右上)。

念願のクリアカラー、これはワックスとはまったく別物と言い切ってよさそうだ。見た目は透明なワックスそのものだが、溶けると糊や飴のように粘度が高く、スプーンから垂らすのも後始末をするのもかなり難しい。気泡が入らないようにするにはどうすればいいんだ。このハードルを乗り越えさえすれば超絶かわいいスタンプができあがりそうなんだけど。

気泡が入っちゃったけど、いちご飴みたいでかわいい
こちらのグレープグミ(?)も気泡多めの仕上がり

試しに普通のワックスとクリアカラーを混ぜてみたところぐちゃぐちゃに失敗し、この2つは混ざり合わないことを初めて悟る。今回のブローチも一応ワックスとくっついてはいるが、正直剥がそうと思えば簡単に剥がせてしまうのがワックス同士で作るのとは違う点だ。上に貼った集合写真の下段真ん中みたいに、ワックスに薄いクリアカラーのシートを置いて上から捺す的なやり方だったらなんとかギリなじむかなーくらいの感触。

このワックス×クリアカラーの失敗によりスプーンと無地ヘッドがぎちゃぎちゃになってしまい、剥がすのに難儀した。この世には「テープでベタベタになったハサミはハンドクリームを塗って拭くと復活する」という裏技があるので、試しに塗りたくってみたら本当にきれいになったので安心。

おまけで付いてきたワックスや、ちょっと削っただけの使いかけワックス、適当に垂らして固めた再利用分は雑にひとまとめにしてたけど、100均で買ったプラスチックケースにざっくり色分けして収納してスッキリ。こうして写真におさめるとなんか怪しい錠剤に見えてくるな……。

本日の副産物がこれ。まるで艶めかしい孔雀みたいじゃないか。

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