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【ハウス】2室-8室”豊かさ”の軸について考察〜「足るを知る」場所なのかもしれない〜【占星術】
こんばんは。
いつも月のことばかり考えている人と思われがちなのですが、今日は最近の自分の課題に感じていた2室8室についての考察です。
最初に述べておきますが、個人的に感じたこと(考察)なのでベースの知識についてはこの世に溢れているベテラン大先生方の書籍を読んでいただけたらと思います。
ただ、現在生きていく中で「豊かさ」に課題を感じている方にとっては何かヒントになるのでは、と思って書いていきます。結構赤裸々に書いてます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
天体のないハウスの分野は自覚しづらく、トランジットにやられる
ふと思いつきで投稿したのがこのポスト。
2室-8室が弱い人(かつインターセプトなら尚更)って潜在的に物事を「ない」と捉えがちなのかもしれないって最近気づいたんだよね。その「ない」は事実であり、不正解で実は目に見えてないところで動いてるんだ、って自覚出来るようになると豊かさの巡りって変わってくる気がしてる。体験談。
— ねる🔮🪄🐰¦現役ホステス占い師 (@chanerun_tarot) December 4, 2023
2室8室が弱い、というのは”2室や8室に主要10天体がいない”ということ。さらに、とあるハウスシステムでホロスコープを出した時に2室と8室の幅が狭い(=インターセプト)のも、2室と8室が弱いと言えるでしょう。
私は、2室に小惑星のキロン、8室には小惑星のジュノーと感受点であるPofがいますが主要10天体はありません。さらにコッホシステムで出すとインターセプトになるので先述の通り「2室8室が弱い人」なのです。
そして、今現在の私はというとその弱い8室にトランジットの牡牛座木星がいます。特に私の場合だとネイタルの5室の木星とトランジット木星がスクエアを形成している期間。
なのでこの一年、「豊かさ」についてずっと考えさせられていました。
例えば「2室に海王星がいる」とか「2室の土星がトラサタとハードなアスペクトをとっている」という方などは、これまでの人生経験の中でお金や豊かさに関するインパクトのある出来事に多々遭遇される人生を送っていると思うのです。
そういったことで、シンプルに自覚ができるから学びも人より多いと思うし、人生の早い段階で気づくことができたり次に生かすことができます。
ですが、私のような天体がないパターンって、学ぶ機会も何もないまま時間だけが過ぎていくんだと思うのです。これは2室8室に限った話ではなく、主要10天体がないハウスというのはそもそもが自覚しにくいのです。
現に、私はこの仕事を始めるまでお金の勉強なんて一ミリもしたことがないし、貯金の必要性も感じてなかったので貯金もしたことがありませんでした。
あればあるだけ使うし、欲しいものは欲しいので買います。
「お金の入り口」と「お金の出口」っていう考え方なんてミリも興味なく、とりあえず今日生きられれば良くない?っていう思考で生きてきた人生でした。
初めてチャートを出した時に「ない」と思った
一年半前、占星術に興味を持って生まれて初めて自分のホロスコープを出した時、そのチャートの2室と8室は空っぽでした。
まだ12星座や10天体それぞれの意味から学んでいるところだったのですが、学びが進んでハウスについて触れるようになるとこの2室と8室は「豊かさ」に関わる部屋なのだと知ります。
だから私は、その時の空っぽな2室と8室をみて「自分には稼ぐ能力も、受け継ぐ資産もない」と感じたんです。
もちろん、今となっては10天体がそのハウスにないからといってその分野の能力がないわけではないと理解はしています。(ハウスのカスプ星座の支配星が影響力を持ちます。)
ですが、それまでの私というのはいかんせんクレジットカードのリボ払いや、元彼と同棲時代に作った消費者金融の返済に追われる日々で本当にお金についての壁にぶち当たっていました。
去年のちょうど今頃には、追い詰められた挙句キラスピにやや傾倒しかけていました。窮地に立たされると何にでも縋りたくなるのは人間のサガなのでしょう。ですが、いよいよ財布の中身が40円になって何も買えなくなりました。
娘を食べさせるために今までに買い揃えた服を必要最低限の分だけ残してあとは全て売りに行ってなんとか500円を作って凌いだのを覚えています。
そんな状態の中で占星術を学んでいて2室8室を豊かさの軸だと知ったら、現実の「お金がない」現状と目の前のホロスコープの「何もない」2室8室がリンクしてしまったんですね。
「あぁ、ホロスコープの通りじゃん」って思ってしまったのです。
2室的な「ある」に目を向けることで少しずつ変わってきた
するとある日、当時よくみていたスピ系YouTuberの方が
「足るを知る」
という言葉を口にしていたのを耳にします。
”足るを知る者は富む”という中国の思想家・老子の言葉です。
老子の「道徳経」第三十三章より。 足るを知る者は富むとは、満足することを知っている者は、たとえ貧しくとも精神的には豊かで、幸福であるということ。 人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるということ。
「今”ある”ものに感謝をすることからが始まりですよ」
と、そのスピ系YouTuberの方が仰っているのを頷きながら聴いていても、いざ支払いの時には「お金がなくなる…」と思ったり、「あれがない、これがない」と考えてしまう癖が抜けないのです。
理解しようとすればするほど、現実が追いついてなくって全部綺麗事に思えてしまって苦しかったんです。
しばらくもがきながらも「”ある”ってなんだろう?」って考え続けていたら、今年の5月にいよいよ牡牛座木星が私の8室にやってきました。
すると急に風向きが変わって、なぜかいろんな人からお土産をいただくようになったり収入も以前より少し多めに入ってくるようになりました。その収入でより深く学ぶための書籍をいくつか購入していく中でハッとする解釈に出会えました。
「牡羊座でこの世に生を受けて魂が産声を上げる。次の牡牛座ではその魂には”肉体”がついていることを知るのです」
”肉体”は誰しも人間なら持っているもの。物質的な豊かさとはお金そのものという解釈でもいいけれど、2室というのは実は肉体であり授かった能力。
そして肉体の対岸にある8室はご先祖様であって肉体と才能を代々受け継いでい今がある、ということ。ご先祖様の命無くして今の私たちはいないのです。
お金などの物質的な豊かさのベースにあるものは”肉体”だったのです。
言われてみれば、自分の体って人から見える部分は大切にしていたけど例えば
”冷えやすい体質のために、意識的に温める” だとか、
”代謝を下げないように体を動かす”だとか。
そういった部分にはあまりエネルギーをかけられていなかったことに気がつきました。
そしてそのタイミングでネイタルの6室にトランジットの土星がやってきて、体調を崩すことが増えました。すると当たり前ですが病院への交通費や診察代、お薬代が嵩んでいきます。
体調を崩しているので思うように体が動かないので、仕事もままなりません。お休みせざるを得ない状況になります。すると収入はなくなります。
好きなお酒も飲めません。美味しいご飯も食べられません。お出かけにも行けないし、読みたい本を読む気力も、SNSでのつながりに絡みに行く気力も湧いてきません。
私はそこで初めて
「健康でいられるのは、豊かなことかもしれない」
と感じることができたのです。
そしてその頃には、様々なチャートに触れることができて小惑星や感受点の理解も深まってきて再度詳細な自身のネイタルチャートを出すと、2室にキロンがいて、8室にはジュノーとPofがいるのです。
ちゃんと「ある」と思えた瞬間でした。
潜在的な「ない」を「ある」に変えれば世界は変わる
これはスピリチュアル的な話になりますが、”エイブラハムの波動の法則”というものがあります。
【 エイブラハム 感情の22段階 】
1.喜び/智/溢れる活力/大いなる気づき/
自由/愛/感謝
2.情熱
3.興奮/没頭/幸福感
4.ポジティブな期待/信念
5.楽観
6.希望
7.満足
8.退屈
9.悲観
10.フラストレーション/イライラ/我慢
11.圧迫感
12.落胆
13.疑念
14.心配
15.自責
16.挫折感
17.怒り
18.復讐心
19.憎しみ/激怒
20.嫉妬
21.不安(身の危険)/罪の意識/無価値
22.恐怖/悲嘆/憂鬱/絶望/無能
※小さな数字になるほど軽く高い波動です。
大きな数字になるほど重く低い波動です。
この、22の感情段階の中で一番最高の波動(=周波数)と言われているのが1番に当たるものですが、その中でも「大いなる気づき」に注目してほしいです。
そう、「気づく」だけで自分が見る世界って変わるんです。
潜在的に口癖のように「ない」と思っていた、ないもの探しをずっとしていたとしても”健康な肉体がある”って気づけた瞬間に最高波動へワープできるんです。
私はこのことに気づいて、しばらくの間「感謝ノート」をつけるようにしていました。
「なんでも調べられるネット環境がある」
「私を頼りにしてくれるお客様がいる」
「美味しいおつまみとお酒を味わえる健康な体がある」
から
「大戸屋のさばの味噌煮定食がめちゃくちゃ美味しかった」
「◯◯神社の横にある広場の雰囲気が心地よかった」
「読みたかった本を買えた」
と、自分が体験できたことも書いていきました。
するとそこから2室的な自分自身の肉体を大切にしたいという気持ちや、8室的なご先祖様や両親に対する感謝の気持ちが強くなっていくのと同時に「これ、◯◯ に使い〜!」と両親からの臨時収入がポコポコと入るようになったり、お仕事の依頼や夜職の売り上げも増えてくるようになりました。
ずっと、わからなくて苦手意識のあった2室と8室の豊かさの軸でしたがこうして理解が深まると同時に現実の状況も変わっていきました。
【まとめ】2室・8室の”豊かさ”の軸は「足るを知る」軸
最近は、光熱費から食費から何でもかんでも値上がりしてきていて、お金の不安やご相談も増えてきています。
私自身まだまだお金に関しては完璧ではないのですが、それでもこの2室と8室の解釈を経て、だいぶ前に進めたような気がします。
自分の2室に感謝できるようになることで、8室からもっと感謝したくなるような豊かさが巡ってくるんだなって思うと、もっともっと取り組みたくなりました。
ちょうど今月末で木星の逆行が終了します。牡牛座木星期の「牡牛座」というサインもお金を表すサインです。
ぜひ、今年のうちに自身の”豊かさ”にフォーカスを当てて、内観などしてみてください。
激動の2024年に向けて、一緒に豊かになっていきましょう〜!
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今後も執筆に勤しんで参ります。いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!