ドラマ「おいしい給食」が面白い。
市原隼人主演、ドラマ「おいしい給食」が面白い。
一番の魅力は、給食を食べたくなること。
フィジカルな感想を持てる作品は良作という評価基準に照らし合わせて高評価です。
また、ただ給食を美味しく食べるだけのグルメ中心の作品に留まらず、しっかりと練られた人物像とオリジナルストーリーにも惹きつけられる。
普段はクールだけど、給食の時に高ぶるテンションを抑えきれない市原隼人の演技が最高に面白い。
とくにカレーシチューの食缶がこぼれたときのこの世の終わりを思わせる嘆きぶりには笑わせて貰いました。
こういう良質なドラマに出会えると、また明日も頑張ろうと思えるし、給食を食べられる環境にいることへの感謝の気持ちもより深まる。
余談だが、私はサッカーをたくさんの人に楽しんで貰いたいと思っている。そんなときいくらサッカーの楽しさを説いたところで効果は薄い。ただのゴリ押しになってしまう。
まず自分が誰よりも楽しむこと。その先に普及があるんじゃないかな、と思う。
オリンピックが終わって「感動した人は、普段からスポーツを見に来てください、応援してください」と発信する選手やファンをよく見かける。
だが、最も大切なのは人に薦めることよりも、そのことを誰よりも楽しむことであることを忘れてはならない。
人は、楽しそうにしている人についていくものである。
サッカーを誰よりも楽しもう。そんなことに気づかせてもらえた良作ドラマでした。