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自分で作った限界を越えていく

プロのヘアカットの人の凄さは尊重している。

切ってもらうのが当たり前と思って42年間生きてきた。

転居して馴染みの美容師と離れてしまった。

今の場所に、専門家は3軒。2軒の美容室に1軒の床屋。

これまでは5000円の美容室に通っていた。

その前は10分1000円カット。

10分1000円カットは予約が出来ず待ち時間が長いので止めた。

それからは毎月月末に決まった美容室にお世話になっていた。

そんなにこだわりがあるわけではない。だけど、想定外の髪型にされるとがっかりする。そして5000円。

職場の男性は坊主の方がちらほら。

聞くと、家人にバリカンで刈ってもらっているらしい。

同時に転勤してきた方に、髪切り事情を聞くと、何と自分でカットしているという。

そんなのありか。俺には無理だ。襟足とかどうするの。

これが俺の自分で決めた限界だった。

うまくいくかわからない。でも、やってみなければ分からない。

それに髪の毛なんて、失敗してもまた生えてくる。

そんなことで限界を作ってきた自分を恥じた。

自分で髪を切ってみた。

自分で切れば、切り過ぎにも気を配れる。

うん。楽しいぞ。

自分での髪の切り方、ネットにたくさん出ている。

やれるんじゃないか。

それに自分で切れば、いつでも切れる。

毎日ちょこちょこ調整もできる。

人が1日に伸びる毛は0.3ミリ。ならば自分でコントロールできるんじゃね。

自分で作った限界を突破してみる。

これは、自分の可能性に挑戦しているようで楽しい。