「美味しくなぁれ」よりも「ありがとう」
もうずいぶん前になるが、吉永小百合さん主演の『ふしぎな岬の物語』という映画があった。筆者はテレビコマーシャルだけで、映画は拝見していない。でもそのコマーシャルでは、コーヒーに「おいしくなぁれ」と声をかけていたように記憶している。
当時は「こういう思いで接客できればいいんだろうなぁ」、などと漠然と思っていた。
ところがである。「美味しくなあれ」と思いながらコーヒーを出すと美味しくならない、というのだ。
一体どういうことだ?
「美味しくなあれ」は愛ではなく、念を送ってしまうそうなのである。
『念』!?
以下、スピリチュアル系の方のブログ参照
~~ 多分、自分の能力とか、素材の本来持ったポテンシャル以上に、良く魅せようと見栄を張る時の呪文が『美味しくなれ〜』なんだと思います。
子供だって、もともと良い子なのに、もっと良い子になれって言われると、おかしくなってしまいますよね。
その子の為といいながら、親の都合の良い子にコントロールしようとしていると、いつか爆発します。
料理も同じで、素材のポテンシャルとか考えずに、もっと美味しくなれ〜って言われても。って感じです。
コントロールする力=念が発動するとマイナスになってしまうんで、見栄を張るとロクなことがない~~ とか。
最初は、ありのままの素材と向き合い、どうやったら、この素材の最大限を引き出せるか考え、感謝することが大切だ、と。
「美味しくなぁれ」よりも「ありがとう」の方がいいのだとか。
食べてくれる人の笑顔を想像しながら、食材に感謝しながら、料理をする、っていうことらしい。
意識しないと忘れてしまう(^^;
一緒に感謝しながら料理しましょうね。
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