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ちゃんG パッカー車に乗る

パッカー車とは、主に可燃ごみを回収する車両である。
車両の後方から、ゴミを入れるヤツ。


やはり、ゴミ回収仕事は入れました。
但し、運転はせず作業員として採用。

臭いもキツイし、手袋してヘルメット被って場合によっては走ったりせんといかん。

ゴミ回収業は、公務員のイメージもあるが、今は民間企業に丸投げしてる場合も多いのである。


で、当日、請け負っている会社に〜

派遣勤務だったので、朝礼時に、
前に出て、「ちゃんGです! よろしくお願いします!」と挨拶もした。

驚いたのは、「初めてです!」と言っているのに、何も研修が無いこと。。。

運転手も、面倒なのか? 運転中も何も言ってくれない。
ゴミを車両にぶち込めばいいだけやから、そんなの不要なのかね。


そして、業務開始!
そうや! ゴミ袋をぶっ込めばええんや!

何か所かゴミを回収して、重いゴミ袋を入れようとした時に〜〜

運転手「馬鹿! 手を入れるんやない!! 持っていかれるぞ!!」と、怒鳴られる。

G 「すみません!!」


回転しながらゴミを粉砕

コレに巻き込まれたら。。。


★数ヶ月前にもベテラン作業員が、重いゴミ袋を入れようとして、手がパッカー車の巻き込み部分に入ってしまい〜

腕ごと持っていかれてしまい、ほぼ片腕の切断骨折状態(皮膚はつながっていた)で、救急車で病院送り〜だったらしい。。。

停止ボタン(安全装置)を押したから、片腕で済んだらしいが、押さなければ全身粉砕されて、パッカー車の中に!?


おい! おい!
まず、それを作業前に言ってくれよ!
停止ボタンの事も知らんがな!
何で、こんな命や大怪我に関わる最重要な事を先に言ってくれないのよ。

全く危機管理ないのんか!?
どう考えてもおかしいやろが!!


その後、ゴミ袋の謎の汁が、ちゃんGの服やスボンに飛び散る洗礼を受ける。

運転手「横から入れんか! 正面から入れるな! 飛んで来るぞ!」

★どうやら、両サイドから投げる感じが安全らしい。
だから〜 それ先に言ってくれよ!?

正面に居ると、謎の汁(液体名不明)がブッ飛んで来るのだ!

あと、汁物は重いので、投げれない。
どうしても慣れないと近くに寄って入れる感じになってしまうんよ。
危ない〜 危ない〜


★初体験なので色々有りました。

この時期でも、臭いはやはり程々しますが、夏場は結構キツイやろね。

作業中、爆発!したらどうしょう!?と一瞬思ったり、切断バラバラ死体入ってるかも?と考えたり。。。

ちゃんと袋縛って出せよ! 中身が飛び出して来る(後でホウキで清掃)、
ちゃんと分別して入れろや!

途中、小学生が鼻をつまんで走って逃げ出したり。。。

町内の年配の女性が、ペットボトル飲料の差し入れをしていただいたり〜
本当に、有り難いもんですなぁ。


ちゃんG、何とか腕も持っていかれず、怪我もなく帰って来れました。

この未知の体験、運動にもなり、本当に良い経験をさせていただきました。感謝!


その後も、町のゴミ集積所やパッカー車、作業員を見ると、趣味の様に立ち止まって見てしまいます。

ゴミ問題や回収の仕方などに関心が湧いております。

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