HitBox日記2 -ボタン交換・改造編-
アケコン向けのボタンであるGamerFingerが良いボタンでした。
旧アケコンのTE2+に取り付けてから、丸一年間愛用しています。
※本当に1年前に取り付けを行った。
〇GamerFinger
GamerFingerはどんなボタンかというと、
CHERRY MX製、通称“銀軸”を搭載するアーケードコントローラー用のスイッチです。銀軸を採用したことにより、素晴らしい静音性を兼ね備え、ストロークが浅いゆえに高速入力に適しています。
以前話を聞いて、大阪は日本橋で敦賀勢と買いに行った思い出もあり、思い入れが強いです。
静音と高速入力に惹かれ、愛用していました。
〇hitbox換装の経緯
先月からhitboxを使うようになり、入力も少しずつ安定はしてきたものの、アルカプゼロの雷光ループの入力8623(↑→↓↘)が安定しないことに悩んでいました。
原因は、86(↑→)に移る際、手を離したつもりが、8入力が残っていたことでした。これにより、87(↑↗)になって、コマンドが成立していませんでした。
「もしかしたら、GamerFingerなら、ストロークが短い分、離しも効くのでは...」と思い、すがる思いで導入したという経緯です。
購入は千石電商で、上のリンクから購入可能です。
hitboxの場合、方向キーの上ボタンがφ30、残りがφ24のねじ込みタイプになっています。
注文する際は注意してください。
※上リンクの千石電商から購入しています。
※いろんなカラーがある。今回選んだカラーのくくりとは?
〇準備するもの
・自己責任で改造するという気持ち
(分解・改造に関しては自己責任で行ってください)
・プラスドライバー
・3/32インチの六角
(mmタイプだと掛からなかった)
・φ24のねじ込みボタン、φ30のねじ込みボタン(上のみ)
以下、必要に応じて(端子が取れない場合)
・ファストン端子#110
・電工ペンチ
・ニッパー
・その他、被覆を剥がす何かを必要に応じて準備してください。
〇分解
①まずは裏4隅のカバーに付いているネジをプラスドライバーで外す。
※ゴムの部分。ゴムの内側にネジが付いています。
※普通にドライバーで取れます。
②中央部分2か所のボルトを六角で外します。
※適正な6角を使って、穴を潰さないようにする。
③裏の板を開ける
※裏はこのような感じになっています。
〇ボタン交換
①ボタンのファストン端子を外す。
ボタンにはファストン端子が付いています。
※ボタンに突き刺さっている銀色部分がファストン端子。
※外した後。
【注意】結構ガチガチに刺さっているため、ボタン破損の可能性があります。
※壊れたボタン。部品もバラバラ。抜けない・ボタン破損が怖い場合は、ファストン端子の付けなおしが良いかもしれません。
②ボタンを外し、新たなボタンを取り付ける。
※ボタンの側面についている返しを押しながら抜き出す。(もちろんファストン端子は2つとも外してください。)
※付けたボタン(ピンぼけが激しい。)
③交換が終わったら、実際に繋いで動作確認。
動作不良の場合は、ファストン端子がしっかり刺さっていないか、ボタンの不具合等が考えられます。
④動作問題なければ、〇分解項目の逆手順で裏カバーの復旧を行う。
これで完成!
※GamerFingerボタン上に貼っている保護シールは剥がしておきましょう。
〇ファストン端子が抜けない場合
ケーブルを切断し、ファストン端子の取り付けを行う方法もあります。
※数年前に使用したから大分ほこりを被っている。
カシメに関しては素人なので、以下のリンクを参照ください。
ケーブルを切断し、被覆をはがし、圧着ペンチを用いて、ファストン端子をかしめておく。
〇天板の取り外し
天板を取り外したい場合は、周囲に数か所ある白の樹脂でできた固定部品を外してください。
※外周に白いものがついている。
※これだけで天板を固定している。後ろから、中央の球部分を押し出すことで固定が外れる。
完全に天板を外す場合は、天板上のボタンを全部外しておいてください。
天板裏にシール貼ってみましたが見えにくい。
※クリアな天板が欲しくなる。調べてもありませんでした。
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