M-1答え合わせと感想 後編の前編

ネタバレは控えめですが、大事な所は出ているので、見てない人はyoutubeで先に見ましょう。

※個人の感想です。

2部制にしようと思ったのですが、前半で文字数増えたので、決勝は2つに分けます。

前編は簡単な感想と敗者復活戦についてまとめました。

後編となる今回は感想は控えめに、直前に書いた見所ポイントを出番順で確認していこうと思います。

1.敗者復活枠(インディアンス)

昨日の記事で書きましたが、終始楽しそうに漫才をしていた。

敗者復活でも観たネタだったが、何度見てもノンストップで揚げ足取りボケが続く面白いネタ。

昨年、ネタを飛ばしたインディアンスが、審査員からの高評価を受け、これも感動。

トップバッターだったのが残念。点数的には後だったらもっと伸びていたと思う。


2.東京ホテイソン

・東京ホテイソンたけるのツッコミが周りに知られている中で、どんなパワーワードをぶつけてくるか?

この一点だけです。備中神楽の独特ツッコミがインパクト大。

「マナティーのテンション!」等のワードが出る水族館のネタなどが有名だが、

昨年のM-1敗者復活では、「はははこれこれはこれこれ!」と謎のパワーワードが飛び出す漫才。決勝進出した2人が見せたのは、

「消しゴムコスコスコスコスパーティー!」

「アンミカドラゴン新大久保に出現!」

などの現実とファンタジーの間を表現するパワーワード。

好きで優勝予想に挙げていましたが、まさかの最下位。面白かっただけに、インディアンス同様、後半に出てきたらまた違う点数だったと思う。

冷静に月曜日に冷静に思い出すと、「アンミカ」というワードの強さが際立ってた。


3.ニューヨーク

決勝前は、ネタより気になったこのポイント。

・昨年から続くニューヨーク屋敷 vs 松本人志のツッコミ論争に終止符は打たれるのか?

漫才後、松本人志は「ちょっと腹立つんですけどオモロかった」とコメントし、ツッコミが怖かったともコメント。

笑いながらのツッコミが苦手という昨年のコメントから真逆のコメントを貰った屋敷。以降そのネタを引っ張り、無表情でM-1を終えていった。

ネタも歌ネタから、喋りの漫才となり、嶋佐の軽犯罪をテンポよく突っ込んでいくネタで闇を見せながら進めていった。

くだらない話なのだろうけど、これを面白く作り上げていくのは、力がある証拠。来年のネタが今から楽しみ。

ネタとしての進化も、キャラクターとしての進化も見られた今回のM-1。また来年への宿題を抱え、ブレイクの道を突き進んでいくはず。


4.見取り図

ニューヨークに続き、決勝経験者の見取り図。

そして3年連続出場の見取り図がどんなネタで来るか?

2018からの2年は、喋りの漫才で、途中で謎の伏線回収やリリーの急なボケに盛山の声高めの斜め上のツッコミ(あたおか、スポブラ、ベジータですか?、みさえかなんかですか?)が面白い。

と思ったら、マネージャーを題材のコント漫才。ただ、盛山を雑に扱うリリーの感じ(押し返し、さらし首)と高音ツッコミ(モハメドアリ)、伏線回収(無意識で~)と見取り図ワールドをコント漫才に持って行った感じだった。

個人的にはエミネムが瞬間最高風速。


5.おいでやすこが

・ユニットコンビのおいでやすこががどこまで荒らし切るか?煽りVTRとつかみも注目。(上手く行ったら1stラウンドイチウケある。)

煽りVでは「R-1グランプリのルール改正、出場権を失った」で会場小笑い。

つかみでも「寝て起きたら漫才しか残っていませんでした」と自虐が面白い。

歌ネタ。昨年のニューヨークもそうだが、あんまり決勝では良い印象が無いイメージだったが、とにかく面白い。こがけんのクセ歌だけでも面白いのに、おいでやす小田の叫びと動きを交えたツッコミが至高。

だんだん小田の怒りのボルテージが上がっていき、「休憩チューズデー」から大爆発が終わりまで続く。

ピン芸でもツッコむイメージが強かったが、漫才でのツッコミの破壊力が凄い。これからも漫才を観ていたい。ユニットながらそんな感情を持った。


とここまでで、1600字を超える。

やっぱり楽しかった。後編の後編へ続く。


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