【日刊ドローン情報　No.181】【激動！スクール制度】登録申請で戸惑いの声　背景に情報錯綜や“登録講習機関”と“HP掲載講習団体”の違いも

村山 繁 | DroneTribune (ドローントリビューン)

　１２月からドローンの操縦ライセンス制度がはじまりますが，その国家資格が取得できる講習を提供するスクールの登録受付が９月から開始されています。すでに多くのスクールが登録申請を行っているようですが，スムーズに登録できているスクールはごく一部のようで，多くのスクールが難航しているようです。
　難航している理由はさまざまあるようですが，記事では，そもそも法令が複雑で理解が難しいこと，登録講習機関として求められる要件（満たさなければいけない条件）が難しいことがあるようです。
　実際，私がインストラクターを務めているスクールも，法令から解釈し，満たすべき要件をまとめて，それをスクールの体制にどのように落とし込むか，ということを検討していましたが，満たすべき要件の部分があいまいで講習方法の決定に苦労されていました。
　ライセンス制度については，まだはっきりしない部分も多いことから，１２月にライセンス制が開始されても混乱が発生するかもしれません。登録申請を行っているスクールなどはある程度，情報を持っているでしょうから，ライセンスを取得したいと思っている方で不安な方は，複数のスクールの無料説明会などに参加し，ライセンス取得に関する情報を収集することで，より確かな情報が得られるでしょう。