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【日刊ドローン情報 No.33】獣追う「ハンティングドローン」導入 本体から犬の鳴き声、花火も発射可能

 獣害による農作物被害は,多くの中山間地域で課題になっていると思いますが,獣の駆除にハンティングドローンが開発され導入されています。ハンティングドローンと聞くと,ドローンに散弾銃が付いていて獣をしとめるような想像をしてしまいますが,このドローンは猟の際に獣を追い立てる役割の勢子(せこ)の代わりをするそうです。
 調べてみると,猟をする際は射場という銃を持ったハンターが待ち伏せする場所に,勢子や犬が獣を追い込むようで,このドローンは犬の鳴き声をスピーカーで鳴らし,獣が居そうな場所から射場の方に追い込む形で飛行するものと思われます。
 赤外線カメラで対象の獣を発見し,自動追尾で追い込むところまでドローンでできればさらに効果が上がりそうです。

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