自尊感情って???

yujiさんのnoteを読んで、獣医師として働き始めた頃を思い出しました。

給料がもらえないわけではなかったけれど、自分でバイトして大学に通っていたので、学生の時の収入に比べたら、半分まではいかないけど、2/3に届かないくらいの給料。

学生の時から大学の動物病院の診察に参加させてもらって勉強していたつもりだったけど、同僚になった年下の彼女がとても優秀で、いつも彼女が院長と診療方針を相談していて私は蚊帳の外…
頑張ったつもりでも「どうしてお前は…」とため息をつかれる毎日。

でも、これ、今だから思い出してこう書けるけど、当時は全く気づいていませんでした。
毎日ついていくのに必死で、不当な扱いを受けているなんて思いもしなかった。

ある日、同学年で他の動物病院で働く獣医師が見学に来て、3日間いて最後に「先生、辛くない?よくやっていられるね〜俺だったら1日で辞めるよ。見学だったから3日頑張れたけど」と。

エ?ナニヲイッテイルノカワカリマセン…

と、なりましたが、次の日からゆっくり周りを見ると、ああ、確かに…と思うことがたくさん出てきて、結局、3年働いてその病院は辞めました。

優秀な同僚は働き続け、でも、数年後、獣医師を辞めたそうです。
院長も60歳を前に事業継承して、自身はフリーでいろんな場所で獣医療に携わっているようです。

自尊感情ゼロだったんだろうなぁ〜
鈍くてわかってなくて良かったのかも。
いやでも、待てよ。
自らを尊敬する気持ちは、いつなんどきも心の根底にはあった。
すごーくすごく重いからなかなか浮上してこなかったけど、ゼロではなく、沈んでいただけだな、と書いていて思いました。
その辺が蠍味なのか?

読み返してもいない、書き殴りだけど、このまま残してしまお。
今の私の気持ち。
続けてるといいことあったよ。




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