がんばらない選択をする

実は退院前に抗がん剤治療の話が出ていました。
目的はあくまでも予防のため。

退院してからはしばらくは月に1度の経過観察
3ヶ月に1度の検査(CTやPET/CT)
抗がん剤治療していてもこれらはやる方針だった。
抗がん剤治療をするかしないかの最終的な
決定権は私にあった。考え出すとかなり悩んだ。

『退院前までによく考えて下さい。』と先生に言われたものの、決めきれず次の受診まで延ばしてくれた。

その『次の受診』が昨日あった。

私は抗がん剤治療をしない選択をした。

年が近かった研修医の子達からはじまり、
看護師さん、認定看護師さん、友達、仕事関係の方にも相談し、
実際抗がん剤治療をしてる人も辛い中話をしてくださった。
男女問わず相談したけど抗がん剤に対するデメリットしか私には響いてこなかった
吐き気、だるさ、皮膚の炎症などもあるけど
生殖機能の影響』が先生にとっても私にとってもかなりのキーワードかもしれない。

自分の身体のことだから抗がん剤治療をすることに
気持ちが傾いたこともあればそうじゃないときもあった。
過程を捨てて長生きを選択するか、
長生きは捨てて過程を楽しむか

どちらを選ぶのも覚悟は必要だけど、
最終的にはどちらが幸せだろうか

入院や今までの生活も『頑張る』選択をしたけど、
『頑張らない』選択もできる。
精神をすり減らしてまで我慢して生き甲斐を無くすなら
生きるために逃げる選択も有りかなぁとおもう

『生きること』はモチベーション次第で変わってくるから自分らしい選択が出来るといいな。

そんな選択をした帰り道で食べたソフトクリーム。
まだいちごがあることにびっくりだけど、しあわせでした。

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