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「自分」という意識

社会人1年目から500円貯金を続けている。
そのためにヨーグルトの箱にマスキングテープをひたすら貼って貯金箱にしたり、
ガムボトルにひたすら500円入れたりしている。

今年で社会人6年目。自分の中では結構続いてる方だと思う。
毎回500円を持ってきては枚数が分からず、銀行の窓口や受付の方を困らせているはずなのに、
『沢山貯金されたんですね。』と気持ちいい言葉を伝えてくれる。何だか嬉しい。
定期的に行けば良いのだが、ずるずると引きずってしまい、気がつけば持つのも結構重い。

あまり続けることが得意ではないと思ったし、すぐ挫折するかなと思っていたけど、気がつけば5年間貯金し続けている。
もちろん何かしらに使うことはある。2年前に1年間貯めた500円玉は車の車検代に回したし、失業中に使ったりしていた。貯金中もたまに使う。(笑)

それでもなんで続けているのだろう。
はじめの目的は『名古屋で旅行するから』なんていう理由だった。
実際行ったし思いっきり楽しんだ。
それからの目的というと正直ない。
しかしながら、貯まっていく中で持ったときの重さや目で見た量でちょっと幸せな気分になるのかな。
あとは、急遽大金が必要だと言うときにさっとすぐに払えること。
すぐに支払えるのって気持ちいい。

しかしながら続けていく中で、思った以上の金額になっていなかったときは少しがっかりする。改めてお金のことを考えさせられる。
他の人達から見ると『頑張って貯めたんだね』と言われたとしても、
自分のなかでは『まだまだ』と感じてしまう。

正直、お金と向き合うのは少し怖いことがある。
怖いことも向き合わなければならないときもある。
挫折した家計簿も復活させた。
お金と食事は自分と向き合うツールだと感じる。

だから何かをするときに『自分』という意識に戻るときが増えるといいな。

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