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2番目は

「嵐の前の静けさ」

そう喩えられたのはいつだったっけ。乃木坂の2期生って1年、2年?位前まではよく「不遇」と言われていた。私も一時期「不遇」という言葉を使っていた。

1期生は「乃木坂の基盤」、3期生は「乃木坂の中枢」、4期生は「フレッシュ」というイメージのある中、2期生は?と聞かれるとそれまでは「不遇」だったかもしれない。ただある時、誰かが言った「嵐の前の静けさ」が凄くピッタリきた。

今でこそ番組で「2期生いじり」ができるけど、その渦中で2期生を応援してきた人としてはなかなかしんどい時期だった。私が、ではなく、推しが。

どんだけ個握が売れても、どんだけラジオに出ても「選抜」の壁は乗り越えられない。2期生が2期生として活躍し始めた時、既に乃木坂の選抜は「握手選抜」ではなく「未来を見据えた安定した選抜」になっていた。

ただ、推しは、強い。強いというか強くならなきゃいけなかったんだろうなと思うんだけど。良い意味で言えば「吹っ切れた」という感じ。「ブランコ」で初めて2列目になって「照明が足に当たらない位置でパフォーマンスができるのが嬉しい」と言っていた。「風船は生きている」でフロントメンバーになった。ラジオの仕事が決まったり、雑誌の連載が決まったり、テレビに沢山呼ばれるようになったり、彼女は「選抜じゃなくても」ファンに沢山色んなものをくれたし、「選抜ではない」からこそ色んな景色を見せてくれている。

そんな彼女の、彼女達の、彼女達だけの、単独ライブ。そんなの、行きたくないわけが無い。

「二番目は嵐」

2期生は各々のスペックが高すぎる。一人一人が「アイドルとして」の域を超えて、「1人の芸能人として」活躍をしている。舞台に出演したり、ドラマに出演したり、雑誌の連載や新聞のコラム、テレビに出たり、ラジオに出たり…自分の好きなことを仕事に繋げる力がすごいと思う。

でもだからこそ「選抜」に選ばれないのかなとも思う。今、3期や4期を入れてるのは「武器」を持たせるためだと思う。彼女たちに今から武器を与えて、チャンスを逃さないようにする為に。でもそれを、運営がうかうかしているうちに2期生は自分たちでやってしまった。運営は「2期生はこっちが何も用意しなくても自分たちで道を開くことが出来る」と思ったのかもしれない。

2期生の中の一人、新内眞衣ちゃんはずっとANNでラジオをやっている。ずっと同じ仕事を続けられるというのは本当に凄いことで、目まぐるしく色々なことが始まり終わっていく芸能界で、継続した仕事があるのは本当に凄い。そしてその新内眞衣ちゃんのラジオ、ANN主催で2期生の単独ライブが開催されるということが発表された。(乃木坂側からの主催ではなく、ANN側の主催という部分に運営の悪い癖が出ていると思うけど)

めちゃくちゃ嬉しかった。ずっと2期生推しが言ってた「2期生単独ライブ」が実現する。それは本当に大きい意味のあるライブ。3期や4期がそれぞれで何かができる中、「なんで2期だけ」と強く思ったのがライブだった。

2期生は個性も人柄もバラバラ。選抜になった時期も、正規メンバーになった時期もバラバラ。そんなバラバラな2期生が集まった時、嵐が起きる。そんなライブになる。

1番目は乃木坂の基盤を作り上げてきた。3番目は今や中枢として頑張っている。4番目は初々しさも残るフレッシュさがある。2番目は。2番目は嵐。

3月7日、「あの」代々木国立競技場で行われるライブはきっと、伝説に残ると思う、というか伝説のライブにしたい。

当たった人も、当たらなかった人も、みんなで「熱かった」「最高だった」といえるライブになりますように。

タイムラインで当たらなかった人を沢山見た。そのみんなが昔っから「2期生単独ライブが観たい」と言ってたのを知ってる。だから、その人たちが、本当に2期生が大好きで、2期生の事を想ってくれている人たちがこのライブを見られるように、心から本当に祈っています。

そして、いないと思うけど「なんとなく応募して当たったw」という人。そんな人達に「生半可な気持ちで応募してしまってすみませんでした、めちゃくちゃいいライブでした。2期生最高!」と思わせられるようなそんなライブになりますように。

あの時、2期生を「不遇」扱いしてた自分。確かに報われない時期はあった。でも2期生はいつでも全力で走ってたよ。頑張ってるよ。だからその頑張りを「不遇」なんて二文字で片付けないで。そのみんなの頑張りをたった二文字で表さないで。その代わり最高の一文字で、「嵐」という文字でこれからは表していこうな。

2020.2.19

#乃木坂46

#2期生単独ライブ

#二番目は嵐

#山崎怜奈  

#れなちタイム

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