【読んだ】齋藤崇が教える「孫子の兵法」の活かし方

を、読んだ。

前に「失敗の本質」を読んだときに、オリジナル?の方読んでしまい、全く理解できなかったので、オリジナルを紹介しつつ説明してくれている本を読もうと思った。

兵法はずっと読みたかった。
いろんな武将が学び、特に武田信玄の「風林火山」は有名だ。

内容は、社会人としては当たり前なことばかりだなという印象。
でもその「当たり前」なことは「基本」で、何事も「基本」が大事なんだなと思った。


今の会社でできていないこと・意識した方がいいと思ったのは以下の2点。

★暗黙のルールは明文化
「法とは、曲制・官道・主用なり」

これはルールを定めることが大事であり、機能的に動く第一歩であるという意味らしい。

本には「休暇後にはお菓子を配る」などのなんとなく存在するルールを守ることで仕事がしやすくと書いてある。

弊社はこういうめんどくさいやつは気にしなくていいのがいい点だが、仕事面でのルール化・マニュアル化があまりできていない。
独自で進めて、それを口頭で伝える。社内wikiにまとめる選択肢がない、まとめてもわかりにくい内容が今持っている課題だ。

★事前の根回し
「軍争の難きは、迂をもって直と為し、患いをもって利と為せばなり」

遠回りをしなければならない状況を勝ちパターンに変えることが大切という意味らしい。

根回しは大事だ。前職では根回しが大事ってことを覚えた。
自分がやりたい案件に協力してほしい人には、仕事外で事前に話しておく。そうしないと断られる(断られた)。スケジュール的にも内容的にも無理のない内容でも断られた。

でも弊社の人は根回しをしない。それで問題がなければいいのだが、開発から無理だと言われる。それでも無理やり進めようとして、他の案件に悪影響をもたらしている。


前述した問題点は、早急に改善した方がいいが、このコロナで仕事の要件以外でのコミュニケーションが少なくなっているので、難しいのが現状だ。

みんなもこの本読んで欲しいな。

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