遙か

だけど誰といても
本当に心許せることはないよ

そうでしょ


じゃあ本当って何って問うてみる
その心が本当、なら


悪人も善人も全部幻だよ
気分に揺らされるだけで



透き通るその瞳に何が見えるの
何を求めてるの


過去の忘れられない執着を
恋と呼ぶの
愛と、呼ぶの...



誰からも評価されないまま
生まれた時から



誰にも奪えない唯一無二を持ってる



なぜあるのかも理解されず

あっても価値を見出されず

だけど必要だからそこにある

まるでそよ風みたいにある愛を






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