見出し画像

東京という街に住んで思うこと #18

「あちらのお客様からです」

を体験せずに、先日大人になってしまいました。おぬきです。
まぁお酒飲めないんですけど。

ここ最近の悩みは仕事用ではなく、完全にプライベートなPCに
「お抜き」って変換されることです。
さすがに慣れろや。小貫だけに。

ーーーー

32歳になってちょうど大学を卒業して10年。
神奈川の大根村から()東京に出てきて10年。
あっという間でした。

皆様、Mr.Childrenの「東京」って曲はご存知でしょうか。
私はこの曲が大好きです。

「描いた夢 それを追い続けたって所詮 
辿り着けるのはひとにぎりの人だけだと知っている」
(引用:歌・Mr.Children 作詞・作曲 Kazutoshi Sakurai)

儚いですよね。この曲を聴くたびに
「もう少し頑張ろうかな」って思えるんですけど、

実は少し前にある人に

「どうしても東京じゃないといけないのか」

を問われました。
その時、わたし一丁前に憤慨したんですよね。
なぜそんなことを言われないといけないのか。
東京で踏ん張っているのに、それを否定された感じがして
少しムッとしてしまった。

でも、ここ最近よく考えるんです。
あのとき、なんでムッとしたのか。
なんで東京じゃなきゃいけないのか。
なんでこの街に固執していたのか。

東京に家族がいるわけでもなく、正直そんなに愛着があるわけでもない。
しかし、自分の生まれ故郷や青春を過ごした場所もさほど恋しい場所ではなく、帰る場所は今はやっぱり東京なのです。

私にとって東京は手段なのか。いろいろ考えたんですけど、
結局「東京じゃないとダメな自分」は
「東京という場所でないと自信がないだけ」だと思ったんです。
東京という街が夢を叶えてくれるわけではなくて、あくまでも私の夢を叶えるのは私自身しかいないのに。そんな当たり前な事、すごく忘れていた。ものすごく。


この1年は目の前のことに必死になって、まだ東京という街にしがみついてると思う。
でも、32歳からは東京じゃなくても生きていけるスキルを磨いて、どこでも生きていける自信を持てる自分になろう。
と少し思う私なのでした。

あのとき
「東京じゃなくてもいいじゃん」
って言ってくれた人には今生会うことはないかもしれない。
しかし、自分を見つめ直す機会にはなったので、感謝申し上げたい。

もう少しこの街で頑張るよ

いい夢見ろよ!あばよ!


#おぬきのいきぬき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?