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お家でできる子どもへのマネー教育①【稼ぐ】マルシェ出店 編

今回は我が家で取り入れている金融教育のお話と、お金ってそもそもどういうものなの??と言う事について考察していきます。

長くなりそうなのでシリーズでお伝えしようと思います。


▼目次

  1. はじめに

  2. なぜマネーリテラシーを高める必要があるのか

  3. 我が家で実践しているマネー教育【マルシェ出店編】

  4. まとめ


1. はじめに

私は幼少期には全くと言って良いほど、「お金」と言うものについて親から教えてもらう事はありませんでした。今思えば、親もお金についての知識はあれど、それを使う知恵を持っていなかったのでしょう。お金持ちに対する僻みの様な感情があるのも小さいながらに感じており、従順な私は「そうなんだ!」と、無意識に思う様になっていたと思います。

まだ10代の頃

「なんでみんな必死に働いているのに
お金持ちとそうでないご家庭があるのだろうか」

と、思う様になり、ずっとお金について考えていました。
考えて考えて気づけば自分の手持ちお金を数えては

「無い」

と感じる日々を過ごしていました。
めちゃくちゃ貧乏というわけではなかった実家ですが、私自身がものすごくビンボーマインドで若い時を過ごしてしまい、本当に残念な青春時代だったなと。
なんて勿体ない時間の過ごし方をしたのだろうと今になって思います。

ですので、子供たちには「お金」についての教育は英語と共に必須だと感じており、子育てをするようになってから色々と本を読み漁りました。本を読み漁るうちに、私自身もお金に対するマインドが変化していき、お金の理論と理屈を理解して実践するようになり、お金への不安が消えました。

子供たちにも、私が成功していると思う方々が実践されている事を
私なりに伝えおり

「労働」
「もらったら貯めずに増やす」
「買い物をする時には単純価格で判断しない」

と言う習慣ができつつあります。

と言う事で、ここからは、今実践しているマネー教育とその効果についてお話をして行こうと思います。


2. なぜ子供のマネーリテラシーを高める必要があるのか?

子どものマネーリテラシーを高めることは、将来の経済的な安定や自立だけでなく、心に余裕を作る事ができ、メンタルにも大きな影響を及ぼすと考えられます。ですので、子どものうちからお金に触れる機会や、お金について考える機会を多くもっておくに越したことはないよね。と言う話です。

寄付を習慣とする人なんかが典型的な余裕がある人の例ですね。

心の余裕=お金の余裕

心の状態=その人自身=その人が持っているエネルギーそのもの=お金

と言う事です。
そして、お金の流れには世の中の仕組みが全て入っている。
その仕組みを理解しているから寄付もできるしお金の流れも豊かなのです。

この辺りの話はこの記事の続き②で詳しく書くとして、

経済的に自立し安定を得る事は、心の余裕を生みます。

ただし、自分の軸を持っておく事がセットで必要です。
これが無ければ、稼いでも稼いでも心の余裕には繋がらず
もっと心が枯渇していきますので、その辺りは注意が必要です。

これからの時代は本当に速いスピードで流れていきます。
ですので、変化に対応する為に

自分で稼ぐ力」

これがとても重要な能力になって来ます。
これは、例え会社という組織に所属するとしてもです。
有名大学を出て大手企業に入ったら安心の様な構造は崩れつつあり
今までと同じようにはいかないと思います。

早い段階から経済(お金)に触れる機会を作り、
自分のビジネスを持つ事を視野に入れて生活していく事が
重要であると私は考えています。

それが、将来の子ども達の精神的な安定、経済的自立に繋がっていくはずです。


3.我が家の実践例:フリマ出店と投資信託

我が家では、次のようなステップで子どものマネーリテラシーを育てています。2023年に行った例を取り上げてお話します。

【フリマに出店して稼ぐ】

「子どもにお金の教育をするために、子どもがお店を開いて実際のお金を使ってお店屋さんごっこの様な事ができないかな?」

と、お友達ママに話した所、イイネ!!と、私の提案に乗ってくれた事がきっかけで、息子とそのお友達と、小学校の地域イベントで店を出店する事になりました。当初、家の庭で開催し、お友達を呼んで来てもらおうと話をしていましたが、学校で行われる地域イベントに出店するのはどうか??と子どもたちからの提案があった事、親同士も出展者募集のチラシを見た時に、直観的に

「コレだ」

と思っていた為、迷いなく出店する事になりました。
子ども達、当時小学4年生です。

子ども同士で色々と話し合って決めた事とやった事を
以下にまとめてみました。

・何の店を出すか
→ヨーヨー釣り
・お店の名前
→〇〇のヨーヨー釣り(〇〇の部分は子供たちの名前を入れました)
・広告用原稿の提出
期限までに主催者側に提出(ギリギリになった)
・価格とルールの設定
→¥150/回で何個とっても最後に持ち帰れるのは1個。価格については地域のイベントだったのであまり利益を取りすぎてはいけませんよ。と言う暗黙の了解があり、この価格設定にしました。出展料などもなかった為、この金額でも黒でした。
・景品を渡すか渡さないか
→渡す。全員に5円チョコ1個。5個取れた人は特別な景品にしようか??等、ここは子供たちも大いに盛り上がりましたが、対応できるかが不安だった為、全員にチョコを1個と言う絶対対応できるパターンを採用しました。
・その他面白いアイディアが無いかミーティング
→多く取った人の名前をランキングして掲載。これは子供たちの案で、ホワイトボードに記入したのですが、大人的にこれはイチイチ書くのが面倒だなと最初思ったのですが、来てくれた子達は知っているお友達の名前が載っていると、すごく喜んで盛り上がってくれました!小学生の気持ちは小学生が一番よく知っていると言う事がわかりました笑
・必要なものの購入
→2人で買い物へ。ネット注文が必要なものは親が用意。
・お釣りの用意
お友達パパが用意して下さった
・スケジューリング
→子供たちに任せていると中々のんびりした事を言っていたので、それでは間に合わないよ!と、最終週はお尻を叩きまわりました。。。

ざっとこんな感じでしょうか。
さて、この時の売り上げはどうだったかと言うと。

この時の売り上げ ¥49,000

諸経費 ¥28,520
【内訳】
ヨーヨーセット ¥6,750
桶 ¥660
景品のチョコ ¥1,000
釣銭箱 ¥110
釣銭 ¥20,000

利益 ¥29,000

この金額から経費精算をし、2人で分けた後、息子がGETした金額は

¥13,530

子どもにとっては大金です。
約2時間で作ったヨーヨー約200個が完売。
時給換算で言うと¥6,765。

【出店して感じた事・次回に向けての反省点】

出店して感じた事は、親のサポートがまだまだ必要であると言う事。
親のやる気が店のクオリティを左右すると言っても過言ではないです笑

息子は自分の力で稼ぐと言う事は楽しいけれど、お店をすると言う事は大変だった。とこぼしておりました。
しかし、お金に対する興味がまた更に上がり、ここからどうやって増やすのか?を頻りに聞いてくるようになりました。
自分(親パワーを得て)はお金を稼げるのだ!と言う自己肯定感もアップしたと思います。この自己肯定感がハリボテにならない様に、行動を継続させて本物に仕上げていく必要がありますが。

特に、今回はヨーヨー釣りのお店にしたことで、事前準備に結構な時間を要した為、親の出番が増えてしまいました。次回に向けての反省点は、準備に時間がかからないものにする。例えばスーパーボールすくいの方が事前準備は簡単ですよね。
その辺りを踏まえて、また機会があればどこか違う場所での出店に挑戦したいなと思います。

4.まとめ

如何でしたでしょうか?
正直、働きながら、何百人のお客様を相手にするお店を出店する事ができるのか不安ではありましたが、お友達とママさんのおかげで
何とかヨーヨー完売させる事ができ、売り上げもそこそこ上げる事ができました。子供たちも、とても良い経験になったねと話していました。
2人で会社をするのが夢だそうです。

以上が、我が家のマネー教育稼ぐ編となります。
さて、この続編は【増やす】投資信託購入編となります。
続きはまた後日。

今回も読んで頂き、ありがとうございました。
参考になりましたらスキを押して頂けると嬉しいです!




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