ぶわっ
私、何になりたかったんだっけ。才能なんてないのに、ずっとこんなことしてていいんだっけ。
大学生のうちにできることは、一旦自分を何者かになれると思い込んで
狂ったように集中することなのかもしれないなって思った、
というか、そういうのを人びとは大学生と呼ぶのかもしれないけど
こちとらその、社会に大学生あるあるの思い出抱えた人として出て行きたくなくて
そのために足場になりそうな頑丈なものがないか探しているのにさ。
大学生あるあるなのか、そのなかの1人として、もがくのもまた大学生として
未来のわたしは今の苦しみを懐かしみとして消化してしまっているのか。
今苦しんでいるのは大学生だから大学生の悩みにぶちあたっているだけなのか、それとも
人生のなかのこれからの私のためのちゃんと挫折なのか。
挫折であってくれ、大学生のあるあるで片付けられないほど
こびりついて沁みついて
落とすのにめっちゃ金かかって退去するのにクリーニング代かかる
それを人生単位で返済してくれないかなどとおもうよ
人生単位で引っ張ってくれ
この悩みが大学生の悩みでないでくれ
大学生文脈で語られるものじゃないと
挫折であれ普通に私の