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映画感想(雑談)流転の地球

ネタバレあり

暇を持て余した私はNetflixで大好きなSF映画を片っ端から観ているんですが、昨日は流転の地球という中国映画を観たのですよ。中国でSFは珍しいなと思いながら。

大筋は息子と父親の確執を軸に地球の危機に立ち向かうみたいなストーリーです。
私は、SFは人間ドラマより背景の世界観や状況打破を楽しんで観ているきらいがあるので設定がイマイチだとSF観た気がしないんですよね。
結論から言うと、流転の地球はオデッセイに次ぐ名作でした「ある意味」。
いい意味でなんですけど、SFならではの壮大感とB級感が程よく混じっているような、偏食家に刺さるような感じでした。

オデッセイは誰一人死なないSFとして、とても上手に観させてくれるなと思って観たので、それと一緒という意味ではないのですが。

流転の地球、ざっくり説明すると
太陽が膨張する→地球の危機→太陽系から脱出しよう!(は?)→地表にエンジンをつけて太陽系から脱出!新天地には2500年後に到着予定✩.*˚(は?)→木星に接近→木星に取り込まれそう!→木星に火をつけて衝撃で木星から脱出だ!(は?)

という話です。ご覧の通りは?と2度聞きしたくなる場面がたくさん。
そもそも地球にある燃料で地球自体が動くの?とか、太陽から離れていくので、地表は真冬。人間は地下暮らしなんですが、人工光だけで色々大丈夫なの?とか、木星に火をつけた衝撃で地球割れない?とか、そんな疑問は置いてけぼりで話の展開がスピード感があって良かったです。

衛星である月は置いてきたんですかね?
2500年したら歴史は風化してそうですけど、1500年後くらいで、私たち人類(地球)は何処に向かっているのかという哲学が生まれそう。
2500年後、もう何を犠牲にしたかも分からないくらい時が経って新天地に着くのでしょうか。
その間に木星以上の星なんて5万とあるでしょうし、太陽以上にやばい恒星とか出会うでしょ絶対。化学も進化して地球を捨てる可能性もありますね。
とか、この世界線を考え出すと止まらないんですけど、それが流転の地球の楽しさでもある気がします。

以上、映画好きなんで(SFやホラークラスタ)また何か面白いのあったら感想書きます!


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