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小口先生の施術(じゅっかいめ)

快晴の朝!!!


いつもより1時間早めに出発です!


昨日が冬至でしたから、1年で いちばん太陽と共に過ごす時間が短い季節…


なので、昇ったばかりの かなり眩しい光の中でドライブが始まります。


相変わらず「うっっっ…目が、目がぁぁぁぁぁぁ!!!」
などと、ムスカ大佐 (天空の城ラピュタ) のような事を連発しながら市街を抜けると、山あいは すっかり冬…


なかなか寒くなりきらないせいで 長めに楽しめた今年の紅葉も もうどこにも見当たらず…
でも、すっかり葉を落とした木々は かえって清々したように、その枝を大きく広げて短い時間しか顔を出さない太陽の光を いっぱいに楽しんでいるようでもありました。


そうそう…
もしかしたら(はちかいめ)からの、朝霧のススキが どうなったのか気になる「ススキファン」の方がいるかもしれないから、念の為 状況をお伝えしますと…


あぁ、そうだったのか…
よくよく考えてみたこともなかったけど…
ススキの穂の、あのフワフワのものは種だったのか…

10月に、あまりにも美しく
12月の初めに、老婆の手のように揺れた、あのススキ…

今日は、なんか細くシュッと真っ直ぐに伸び上がって…
「ススキだっ!!」って思えないくらいに ススキらしさを失っていました…

ススキらしさって何???

…そうか、重そうに風に揺られていた、フサフサが、ない

ススキがススキらしさを主張する、あの穂…

どこに行った???

…と思ったら、そばに多少穂が残っているススキもあり

あー、そうか…
種だから…
次の世代が飛び立ったんだ…
それで身軽になったススキは、重かった頭をシュッと起こして 立ち枯れていくんだな…
もう、その役目を終えたんだ…

…なんて思ったら、こちらもまた清々しく、凛として見えてくるのでした。


さて、お待たせしました!!!

長いお喋りは このくらいにして、ようやく本題。



ここからは、小口先生の施術のお話です。

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ご覧の通り…

まず、眼鏡をかけてない小口先生に一瞬 あれ??と思い…

あ、そうだ、先生メンテしてきたんだ!!ってなりました!



そんなこと思いながら見ていると…
待ち合いの椅子から立ち上がり 小口先生の元に向かう夫を見て 先生はニヤリとします。

なぜかって…
夫が 歩き始めたばかりの幼児のような 危なっかしい歩き方をしているから。

バランスが悪いので バランスを取るために 膝は曲がったまま…

足は開きめで安定感重視…

ガンダム好きの人なら、ドムを想像してもらえればピッタリかも!!

とはいえ、そんな調子の悪い夫も どこか楽しそうな顔をして 歩いてる…

きっと、2人とも これから起きる変化にワクワクしているんだろうな…



いつもの通り、横になった夫に 小口先生は 何かしているけど…

                             何か、しているけど…

                                          うん…

                        何をしているんだろう…😅

小口先生曰く…

「反射をみてるんだよ」

…なるほど、なるほど😶


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夫曰く、小口先生が触って そこが楽になると、次に別なところに 張りや固まったような感覚が出現するそうなのです。

小口先生の手は その場所が まるで特定できているようにピンポイントに そこに動き、また夫は 次はそこを触るだろうなと予想すると、それがきっちり当たるそうです…


以心伝心、スピリチュアルな感じさえしてしまいます。



施術中、まだ立ち上がって確認をする前に 夫は もう立てるな という感覚が わかると言います。

そして「1回 立ってみて」の小口先生の呼び掛けに 本当にスクッと立ち上がる。

そのタイミングで
「あ、そう言えば…先生、横っ跳びできるようになったんで見てください!!」と言う夫。

前回、全くできなかったのに施術後 面白いようにできるようになった 横っ跳び…

それが、施術なしでもできるようになったという。



ここで実演!!
動画が貼れないのが残念!!!



病気的に…では ない理由(重量的な…)で、軽やかとは言い難い感じではありましたが…

かなりのスピードで 本当に いわゆる「反復横跳び」をしています。


夫の説明によると、前回の施術で それができるようになった後、職場で練習したそうです。

でも、パーキンソン病ですから、練習したからって動くようになるものじゃない。

医学的には「ドーパミンの不足による…」ということになるのですから、作り出せなくなっているドーパミンを、練習によって何とかすることなんか できるわけがない…


それでも、かなりのスピードで 反復横跳びができるのです!!!


それを夫が説明すると、こんな感じ…
これが かなり面白い…

できた時の状況をイメージしているのだと言う…

すなわち、前回の施術の時、反復横跳びした時に
周りで見ていた人たち
先生が最後に押した場所
施術していた部屋の様子…など


それらを思い起こしながら その時に動いたことをイメージする。

でも、そこに「全集中」(夫は鬼滅の刃にハマっています 笑)してはダメ。

あくまで、イメージを作って 身体を委ねる。

そうすると動けるのだと言います。


以前、小口先生は言いました。
「ドーパミンだけの問題だとは思わない」と。


その、証拠が ここにある。


そして、また 言いました。

「これ以上 悪くしない」
…この言葉を何度も繰り返す先生は
この言葉を夫に伝えているだけではなく
きっとご自身に課する宿題のようなものとして…
決意のような言葉として繰り返していらっしゃるんだろうな…と、そんな重さを感じました。


そんな先生だからこそ、期待を持って頼るのです。


今回も、最後に残った振戦も腕の施術で すっかり止まり、 スッキリした夫は 嬉しそうに次回の約束をしています。


そしてその後は…

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お楽しみの「やすらぎカフェ」さんのランチです♡

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この日のメニューは「白身魚のタルタルソース」



前日が冬至だったので副菜が かぼちゃなのも わたしには嬉しいところ。


大切に一食ずつ 手間をかけて用意された食事には、美味しさも然ることながら、暖かさと優しさが溢れています。


今日も満足♡

ごちそうさまでした!!!


また、来月を楽しみに…


お読みいただいた皆さま、この1年、本当にありがとうございました!!!


コロナ禍で わけのわからないうちに終わろうとしている2020年も、あと ほんのわずか…


来る年が 喜びに溢れ、輝く瞬間が たくさんあることを お祈りします。


本当にありがとうございました!!!



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