小口先生の施術 ( にかいめ )

3月に引き続きまして、主人のパーキンソンの2回目の施術に行ってまいりました!!!

県を超えての移動を制限される中…
富士山を挟んで向こう側まで…
いやいや、断じて!これは不要不急ではないのですよ!!と誰にともなく かつ すれ違う全ての人に唱えつつ…
それにしても外出自粛を思う時、我らが長崎知事、それどころか安倍総理までをも凌ぎ、脳裏に浮かぶのは小池都知事というのは 我が脳みそは いったいどうなっているんだろう??という疑問に頭を悩ませつつ…

路上にその生命を散らした鹿を悼み 道路緊急ダイヤル(#9910…動物の死骸発見や、道路に穴など見つけたの際はこの番号に連絡を!)に通報し、満開のしだれ桜に心奪われ、頭を雲に隠す富士山の麓で若草を食む牛たちに和みながら ひたすらに富士本部道場を目指したのでありました。

よく来たね、という言葉が滲むような笑顔で(マスクの下なので想像)温かく迎えてくれた小口先生に 主人も安心して身体を委ねます…



↓ここから真面目 ↓

前回に引き続いて、小口先生の手はピンポイントに主人の体に触れていきます。

わたしも腱引き師を名乗らせていただいていますが、先生の手が次にどこに動くのか、何を意味しているか、どんな強さで どんな動きをしているのか…

見ていても ちっともわからないのに、主人の体はその度 楽に動くようになっていくのがわかります。

まるで油が切れた人形に油がさされていくように…
拘縮して動きが悪くなっている筋肉が 緩んで柔らかく動くようになっていくのです。

…不思議なのは、主人が「ここが調子が悪いです」と言っているわけではないということ。
むしろ触られてから「そこが調子が悪いんです」という感じ。

前回も書きましたが、主治医の先生からは「この薬の量を飲んでいて仕事が続けられている人は他にいません」と言われています。
とにかく、動きが悪いので 何をするにも時間がかかります。
パーカーを羽織るのにも途中で手が動かなくなって そのままの格好でしばらく止まっています。
…わたしは特に気にしません。
もちろん、声をかけられれば手伝いますが。
独りよがりかもしれませんが 過干渉にならないことが うまく付き合うコツ、と思っています。

…が、帰宅した主人は多少足を引きずるような感じはあるものの、「健常者」と変わらないスピードで動きます。
スピーディーではありませんが、ハシビロコウみたいにもなりません。

今日、小口先生がかけてくださった言葉…
「これより悪くならなければいいよな、少しずつ楽に動けるようになれば もっといいよな」
この言葉に、どんなに救われるか。
励まされるか。

これで次回、また先生にお会いするのが楽しみになりました!!!

小口先生、ありがとうございました、そして どうぞよろしくお願いいたします!m(_ _)m

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