時短について

最近、審査をたのまれました。審査ではレポートを書くことだけが求められ、私は臨席免除されました。

審査のために提出された文章には要約が含まれており、それを生成AIによって日本語に翻訳し、内容をほぼ理解することができました。これにより長文を読む時間を節約できました。

そこで使用された解析手法に関しては、その近似について事前に知識がありました。そこをとっかかりとし、レポートを無意味な言葉の羅列にならないように拡張する戦略を立てました。例えば、「○○が○○に与える影響について議論を深めてね」みたいなセンテンスで増やすといったアプローチです。この戦略は以下の点に焦点を当てています。

  • 近似が結果に与える影響

  • 近似が精度に与える影響

  • これらが結論に大きな影響を与えないことを示す

さらに、現在のAIブームを踏まえて、以下の点についてもセンテンスをひねり出しました。

  • 解析手法の汎化性能

  • 依存性や傾向を決定するディスクリプタとは何か?

あれだけの長文なので、中にはおそらくあいまいな部分が残っているはずで、著者に対してそれを指摘し、より明確な表現を促すよう示唆しました。ただ本文を見ていないため、これらが実際にどの程度あいまいなのかは確認できません。著者がすでに完璧レベルだよって思って、なにもしないってなったら、それはそれでいいですし・・・

このような時短術は多くの場面で有効に機能するはずです。

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