池田勇人総理大臣が長寿だったらどうでしょうか?

池田勇人は戦後日本を再建し、世界第三位の経済大国へと導いた最高の総理大臣でした。彼の政策は今日の日本の基盤を築き、その功績は計り知れません。未来を見据えた彼のリーダーシップは、日本銀行を初動段階でしっかりとコントロールし、政府と中央銀行の一体性を維持しました。彼の時代には日銀法の改定は行われず、彼が掲げた経済成長率9%は、実際に1960年から1965年の間に平均10%を達成し、所得倍増計画を10年未満で実現しました。もしニクソン大統領が日本に核武装を打診していた場合、池田勇人が首相であったならば、彼の対応はどのようなものだったでしょうか。

日銀法の改定をやってしまった結果、速水優、福井俊彦、白川方明の3代の日銀出身者が総裁となった15年間、日本は地獄のようなデフレを味わいました。

日本は戦後76年で、経済状態が悪い時期のほうが実は長いことが分かります。

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