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メランコラリーマネジメント

何もしていないと良くないことばかり考えて精神を自傷してしまうので散歩したり作詞したりギター弾いたり本を読んだりしている。自分の人生なのに俺の物語には常に俺が存在していない。そうやって現実よりも早いスピードで後ろ向きに走り続け、何も考えずに済ましているのはここ数年で獲得できた数少ない俺の特技のひとつである。 

6時から無料で見れるお笑いライブを提供しようと目論んでいる宣伝が溢れかえる駅のベンチで1人座っている。好きな人と一緒に歩く人、これからバンドの練習に行くであろう人、隣で座って談笑するおばちゃん2人組色々な人がいて面白い。今、1人の女性がお笑いライブに向かう決心をしていた。俺はただぼけーっと座っとるだけ。でも別にいい。生活と人生って歩くには長すぎるから、みんな縋るものや逃げ続けるものを探すんだと思う。それが煌びやかであればあるほど俺みたいな日陰者からはより眩しく見えてしまうけど、みんな苦悩を抱えて逃げ続けてるんだって信じてればぼくらは全てを許しあえるはずで。俺は八方美人だって尊敬してるし人間的な魅力を感じるし愛せる。
でも、少しぐらい人に怒りたいし、許せないものが多くあって欲しいかも!悟りって諦めやしおもんないねん!あー、都心の鳩エグすぎる。こんだけたくましく鈍感に生きたい。

お笑いライブももうすぐ始まるらしい。今日は友達に会えるので、幸せのまま眠ることが目標。


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