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日記|短期滞在(ビザなし)でドイツ入国許可を得るまで

今回は家族として、ビザなしで90日以内の短期滞在許可を得て
渡独可能となった経緯をお話ししたいと思います。

現在私は日本で生活し、旦那(日本人)はドイツで働いています。
今年の4月下旬から帯同ビザでドイツに行く予定をしていましたが、
コロナウィルスの影響で入国制限となり、ビザ発給もストップ、
行き来が不可能になりました。

7月ごろにEU諸外国のいくつかの国からは、
日本からの入国制限解除となりましたがドイツは引き続き制限を設けたため
8月半ばころに家族であれば特例でもビザが出るのか知りたく、
日本にあるドイツ大使館領事部へ問い合わせたところ、

原則家族帯同の目的である場合には、入国禁止の例外

に値するとのこと。ただし、
実際にはドイツへの入国に関して、
最終入国許可は、空港の連邦警察に委ねられていると回答頂きました。
この時点で日本国内でも家族帯同のビザ申請は受け付けているとのこと。

連邦警察の連絡先は、
フランクフルトの場合:
電子メールアドレス:bpold.frankfurt.kost-covid-19@polizei.bund.de
ミュンヘンの場合、
電子メールアドレス:bpold.muenchen@polizei.bund.de

私の場合は、諸事情が重なりビザ申請に必要な書類を一部
提出することが難しかったため、いったん断念しました。
しかし、ビザなしでも家族であれば入国させてもらえるかもしれない、
という考えに至り、本当はもっと早く聞けば入国できたかもしれませんが、
10月半ばごろに再度領事館へ問い合わせをしました。

すると、

ドイツ国内に配偶者がいる場合、
その方の家族帯同はビザ無しでの入国が認められるようになった。


とのこと!
こういった情報は、大使館のHPにて随時確認が必要ですね!

まずは、ドイツへの入国を管理するドイツの空港の連邦警察に
事情を説明し、90日以内の滞在が例外として認められないか?
の確認を勧められました。
念のため、在フランクフルト日本国総領事館へも問い合わせたところ、
在日大使館が出している情報であれば入国可能であるが、やはり
連邦警察に最終判断を尋ねたほうがよいとのアドバイスでした。

さて、続いて教えて頂いた連邦警察のアドレスへ英文メールで
問い合わせたところ、下記の書類を添付して送ってくださいとのこと。

1.marriage certificate(結婚証明書)
※戸籍謄本で代用、ドイツ語翻訳されたものを添付しました。
2.passport, residence permit, “Meldebestätigung”(registration confirmation), from you(旦那のパスポートと居住許可書)
3.passport of your wife(私のパスポート)
念のため、
アポスティーユ(日本の官公署,自治体等が発行する公文書に対する外務省の証明)も添付しました。アポスティーユとして、証明できる書類はいくつかありますが、私は戸籍謄本を提出しました。

すると翌日には返信がきて、
緊急の入国理由があるかどうかは、個々のケースによって異なり、
入国要件の最終審査は、空港に到着したときに連邦警察判断となるが、
私はフランクフルト行きの飛行機に搭乗しても大丈夫です、という
回答を得ることができました。

結局、これだけ書類をチェックしてもらっても最終的には
入国の際の判断という感じは残しつつも、搭乗可能という
判断をもらえたことは本当に安堵しました。

現在は渡航準備中ですが、
成田からJALにて行く予定をしており、
すべての書類、やり取りしたメールは持参し
必要であればチェックイン時や入国時に見せる予定です。

ここまでしていざ当日帰されてしまったら無念ではありますが、
入国できた際にはまた報告をしていきます!

連邦警察からの返信はとても早く翌日には回答がきました!

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