20代前半(Ⅲ)

殻を破っていくと同時に、大きな負荷で
異常な疲れやすさやら異常なダルさやら
色んなものが出てきてたのに、病院に行かない私を
見かねた知人に、強制連行された。
初診って、絶対に予約しなきゃやから
予約しないといけない状況になり
予約したからには行かなきゃみたいな感じで
通院が始まった。

やはり最初は、鬱診断だったらしい。
「らしい」って表現をしたのは
その時、病名を言われてなかったから。

とりあえず、診察してお薬出してもらって
言われた通りに投薬治療して
いつしか双極性障害診断に変わっていて
処方薬が変わったり増えたり減ったりしながら
投薬治療続けて。

短期間だけ、カウンセリングも受けたことあるけど
私には効果があったのかなかったのか…。

治療を始めても、すぐに回復するわけでもなく
結局、2つ目の職場も退社。

しばらくして「働きたい!!」ってなって
再就職先探しに、めちゃくちゃ奔走しまくってた。

それを知った知人(病院強制連行の人とは別の人)が
紹介してくれて、そこへ再就職した。
23~32まで働くことができた場所。
本当にありがたかった。

ただ、振り返ってみれば
再就職に奔走しまくってたあの時期は
がっつり躁鬱やったんやろうね。

「今までのしんどさはどこへやら」状態で
とりあえず必死になって動きまわってたから。

でもね
奔走しまくって面接に行ったとこでも
再就職した施設に面接しに行った時も
言えなかった。
精神疾患をもっているってことは、言えなかった。

恥ずかしいと言うよりも
「精神疾患があるってことを言ってしまえば
雇ってくれないんじゃないか」
勝手にそう感じてた。

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