第12回情報リテラシー論

□ラジオと音声技術の未来性

今回は音声技術、主にラジオについて説明していこうと思います。

AM
(振幅変調 Amplitude Modulation)

→通信広範囲が広く、雑音が入りやすい

FM
(周波数変調 Frequency Modulation)

→通信範囲は狭いが、雑音が入りにくい

ラジオにはAMFMがあります。ラジオは自然災害時緊急時に大いに役立っており、東日本大震災の時には62時間生放送をして常に最新の情報を提供していました。テレビと違ってラジオは音声のみで情報を伝えなければなりません。そのため、より一つ一つの言葉を適切に発信しないといけないのです。


このように緊急時には頼もしいラジオですが、最近はインターネットの普及によってラジオ離れが加速しています。ラジオを持っていなくてもアプリやサイトから気軽に聴くことが出来るようになったためラジオそのものを持つことが減ってきているのです。

ラジオそのものが減少していくと同時にラジオの代わりとなるアプリやサービスは増えており、それらは主に次のようなものがあります。

・radiko
・ドコデモFM
・LISMO WAVE
・ListenRadio
・NHKネットラジオ らじる★らじる

これらのアプリやサービスは、本来のラジオではできなかった見逃し配信や他人に放送をシェアすることが可能です。また、今までのラジオよりも圧倒的に雑音やノイズが減っています。

このようにラジオに代わるアプリやサービスは便利さも音声技術も更に進化しているため、本来のラジオを使おうとする人が減少しているのも頷けます。しかし、本来のラジオにもアプリやサービスにはない良い面があると思います。アプリやサービスはスマホやiPad等の端末が無いと機能しません。災害時にはバッテリーが充電出来ない状況も有り得ます。それに比べてラジオは電池式のものが多く、すぐに聴くことができます。災害時や緊急時に役立つというのもこういった面があるからだと私は思います。

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