フリーハグをして心温まらない結果になった話。
はじめまして、新造真人です。
題名でネタバレしちますが今日(2014年6月11日)フリーハグをしてました。ぽつぽつ雨の中、お昼頃です。新宿駅新南口改札付近でしたが、みかけた方、もしかしたらいるかもしれません。
1. きっかけ
今日新宿で、12時20分までの予定と、12時40分からの予定がありました。2つ目の予定の待ち合わせ場所は新宿駅新南口、ちょうど20分程手持ちぶさたの時間があり。20分なので近くのお洒落にカフェに入るのもなんだか気がひけて。読書をするにも本を持ち合わせていませんでした。しかし、なぜか手にはたまたま段ボール&太いマーキーがありました。
この20分の時間を生産的に使いたい。若い女の人達にちやほやされされながら、社会貢献も同時にしたい。そんな人間が手にたまたま持っていた段ボール&太いマーキーでやることといったら。フリーハグ以外に選択肢はないですよね。非常に論理的。明快。クレバー。クリエイティブシンキングの結果、ぼくはフリーハグを実行に写しました
「ヒッチハイク成功したコトあるし、20分だったら余裕で成果出るかな」
と思っていっました。しかも、最近Facebookで『日本人が韓国でフリーハグをしてみた』がよく回ってきまた。だから、時代の温度にのっかれば俺も成功するかなと思っていました。
記事の構成
_ トライ
1. きっかけ
2. フリーハグに挑戦してみた。
3. 20分フリーハグをしてみて
_ 考察
4. 無視への礼儀
5. みんなShareして、Likeだけ?
6. フリーハグの意義
7. この現状を変えてみたい
8. 改善
2. フリーハグに挑戦したみた
てなわけで、フリーハグに挑戦です。手元にたまたまあった段ボールに、これまたたまたま手元にあった黒の太マッキー。「FRee」とカキカキ。スペースの関係で「ハグ」だけ仮名文字。
昼の新宿駅の新南口。約20分間のフリーハグ。人はちらほらいます。「あ、やさしそう!」とか「こっち見てる!」と思いながら、サラリーマンやOL、若い人やお年寄りの方など、見事に通り過ぎています。東急ハンズの近くということかもあるのか、外国人のかたもちらほら。日本人同様、素通りしていただきました。
数百人はぼくの存在に気づいたのではないでしょうか。ずっとマックの店員みたいにニコニコして立つのです。ぼくが提供するのはポテトでもビーフでもなく、100%のスマイル。作り笑顔だけど。
何人かとは目があいます。恋の始まりを想起させる様な好意的な視線を何度か貰いました。クスって笑い、目を背けるのに一生懸命だったりと色んな反応がありました。
「あー、フリーハグじゃん!」
「うわー、本当にやっている人いるんだねー」
こうやって声に出してまで反応してくれるのは有り難いことでした。じぶんが見世物になっている。でも、これは誰に頼まれたでもなく、自分からやったこと。
3. 20分フリーハグをしてみて
色んなコトを考えながら、20分間フリ―ハグに挑戦しました。が、結局ぼくにハグをしてくれたのは1人の女の子だけでした。
「うけるねー」
といいながら歩いて来た、待ち合わせ相手です。要は惨敗。嬉しいっちゃ嬉しいん。けど、その方は知り合いなんですよ。つまりはフリーハグの結果は0人。
4. 無視への礼儀
ぼくも歩いている時、居酒屋のキャッチーに絡まれるのが嫌でいつも目をそらします。コンタクトのティッシュ配りも無視して歩きます。でも、彼らの中にも必死でやってる人、思いをもってやってる人は何人かいると思う。なので、断る時もかるく会釈くらいはしようかなと思います。でも、ぼくはコンタクトしないから、期待させるくらいない無視した方が彼らの業務的にはいいのでしょうか。
あと、断られまくっても、それでもああいった仕事をしている人達のメンタルが凄いと思った。吉祥寺でティッシュ配りのプロをこの前見かけたけど、凄かった。めっちゃ楽しそうに配ってて、おもわずディッシュを貰ってしまった。
5. みんなShareして、Likeだけ?
上にも書きましたが、最近Facebookで『日本人が韓国でフリーハグをしてみた』が何度も回ってきました。以前にも何度かああいった記事、(一部ではありますが)日本でも話題になっています。フリーハグ自体の認知度はある程度あるはずです。
だから、ぼくのフリーハグを見かけた中にも数10人単位でフリーハグの存在を認知していた方はいる筈です。更にいえばその中の何人かはフリーハグの記事を読み、「自分もやってみたい!」など興味をもったり、ShareやLikeをしてると思う。
もし、彼らが実際にやっている人をみても
「うわ〜本当にやってる人いるんだ!」と通り過ぎるのかな。
「新宿駅でフリーハグしてる人いたww」とか写真を撮ってTwitterで呟く人はいれど「新宿駅でフリーハグしてる人いたから、ハグしてきたww 」と実行力のあるツイートはどれほどあるのだろうか。
6. フリーハグの意義
偉そうに上で語ってしまったので補足説明をします。もちろん、ぼくのフリーハグへの動機は純粋なものではありませんでした。しかしそれは、一見では本気の方々と見分けがつくものではありませんし、僕も途中から邪なおもいというのは消えていました。
見ず知らずの人と抱き合うという一見何の意味ないような行動ですが、抱きあう事でお互いのぬくもりを感じることができますし、愛と平和を再認識する為に行っているという方もいます。だからなんだ?と言われそうですが、やってる方は楽しいです。ただ、意味を深く深く求めてしまわない方が良いかとおもいます。
7. この現状を変えてみたい
「That is the reality, Makoto!」
これは、ぼくがFacebookに投稿した際についたコメントです。おもうんですけど、フリーハグ出来たらやっぱりめっちゃ面白いと思うんですよね。フリーハグにのってくれるような面白い人と、一瞬でもつながれるのは豊かな体験だと思う。成功すれば、また違った視点や考えが生まれてくる筈。
余談ですが、
「Kiss Me for X'MAS Present」
夕方にあった人は、こんな企画までしていて驚いた。でも6人の人々からキスをプレゼントされたみたい。5人はほっぺだったらしいんですが、1人は唇に貰ったそう。こういうの、テンションあがるじゃないですか。
8. 改善
ぼくの当日の格好は
―黒髪ゆるふわ天然パーマ
―白シャツ
―ジーンズ
―地下足袋菊
―黒いリュックサック
案外好青年でフリーハグ成功しそうな感じ。と思っていましたが、0人という惨惨たる結果でした。
改善案
1服装:これは問題ないかと。でも、もっとポップな感じがいいのかな?
2プラカード:手に持つ紙はもっと大きく、字体にもこだわる。
段ボールが濡れて安っぽかったかもしれない。
3言葉えらび:「フリーハグ」がよくわからない人もいるかも。
4場所:ターゲットを決めて、その人たちが多いところでやる
5時間:ターゲットを決めて、その人たちが多い時間でやる
6天気:晴れている方がいいのかな。雨なので、人も少なかったし
7時期:これが結構が大切かなと。Xmasやバレンタインは便乗しやすい?
8人数:3人くらいでやれば、楽しそうだし成功確率あがるかも。
9第一印象:美男美女というより、爽やかな笑顔や清潔感が大事かな
10知名度:ぼくは芸能人ではないから、ここは関係ないかな。「有名な人だからフリーハグが成功する」って、ぼくの目的ではない。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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