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シュークリームは母の呪縛

「オーブンから出した途端にプシューーーーーっとね」

「しぼんじゃって終わり。」

シボンジャッテオワリ、、、

幼心に焼き付いたシュークリームには手を出すもんじゃねえって記憶に縛られ、今日まで封印してきた。

やってやるぜ!(友達とならやれる気がする)

と勢いづいたものの。やはり怖くてレシピを調べまくる。おや?手元にdancyuもあるじゃないの。【シュークリーム特集】が(笑)

憧れのシュークリーム。きっとできる。

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上のレシピはお友達のお友達が本場のレシピを教えてくれたもので、15個分のいっぱいできる分量。下のレシピは某洋菓子店のレシピで8個分。オーブンが一段なのか二段なのかで選ぶといいです。使う材料は同じだけど、分量は微妙に違います。卵をほぐしてグラムで計ったら、残りは調節するときに使うかもしれないのでとっておく。以下、頑張ってまとめたレシピを記録。

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初めにぐらぐらと地獄谷のように煮えたぎるほど沸かすのがコツだそうです。でも見守りすぎるとどんどん水分が減りますから、早く沸かして手早くやりましょう。火から下ろして、よく振るった薄力粉を一気に入れて、力強くかき混ぜます。よーく混ぜたら、再び火にかける。加熱しながら練っていきます。水分がとんで鍋肌に薄く膜が張り付くような状態。でも焦がさない。割と固いです。腕が疲れますが手は止められない。しっかりとまとまる感じです。

ボールに移し、卵を加えます。少しづつ、しっかりと混ぜます。柔らかくなってきて、つやがでて、手応えが軽くなっていきます。卵は分量通り入れなくてもいい。残ってもいい。足りなければ足す。木べらで全部救うように持ち上げて、落とした時にぼってり垂れて三角に残る状態。その見極めが大きなポイントだと思う。

冷めてしまわないうちに絞り袋に詰めて絞るよ〜。

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絞り袋を両手でしっかり持って、円の真ん中に絞る。動かさずに自然に広がって、盛り上がったお山になったらシュッと離して。スライムみたいにツンと立っててよし。絞りきれなかったら、少なそうなところに絞り足す。上に乗せるのではなく、口金を差し込んで中に絞り入れるように。口金の中に詰まっている生地も残さず最後まで絞り切る。

形を整えるとき、水をつけることで膨らみを助 けるらしい。フォークでなくても、指先で撫でるように形を整えよう。

さあオーブンに入れよう。ドキドキ。

10分位は変化がないかも、、、10分過ぎると膨らんでくる。歪なのもあるけど膨らんでくれたらいいよー。表面が乾いてそのまんま形を決めてくれ!

勝負!オーブンを開けて温度を下げる。

後半さらに焼き固める。

焼きあがってもオーブンから出さずに、10分ほど放置。それもきっととても大事なんだろうなあ。

オーブンを開けて、、、、ぶしゅーーーぅ、、、

てならなければ成功だよ!

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さあて、みんな綺麗に出来たかな?ボナペティ!

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ラムレーズン入りのヨーグルトクリームとは大人!

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焼きたて、クリーム詰めたてはサクサクで軽くて美味しい。

少し時間が経ち、一晩経ち、シューがふんわりともっちりと、食感が変化して、また美味しい。

やっと呪縛から開放されました。


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