戸田久実『アンガーマネジメント』
《日経文庫》と書いてある通り、出版社は
日本経済新聞出版社 です。
ビジネスの場所(会社の上司と部下の関係)を、主なテーマとして書かれています。
それでも、《対人関係》すべてに通じることだろうと私は感じます。
家庭内の《家族》に対して
親戚関係や、近所付き合い
その他もろもろ……。
この本の中で、一番興味を持った項目は
『怒りの構造』です。
・怒りは、感情表現のひとつ
・身を守るための防衛感情
・怒りを生み出しているのは、自分自身
……ということを踏まえて
・怒りは第二次感情 という部分が、新しい気づきでした。
・怒りの裏側には、第一次感情が潜んでいる
・第一次感情とは、不安、心配、困惑、悲しさ、虚しさなどの感情
……これは、意識して考えたことがあっただろうか?(おそらく、なかった?)
それで、
・現在の私が《怒り》を感じる相手(複数名)
・何故その相手に対して《怒り》を感じるのだろうか?
ということを、箇条書きにしてみました。
確かに……(悲しさやもどかしさ)(嫌悪感や拒絶感)がありました。
《怒りの数値化》という表も載っていたので、数値化も行ってみました。
その中のお一人だけは、『何があっても許せない』という、最高点数でした……。
どのような考え方をしても、点数を下げることができませんでした。(私の心が狭い証拠でしょうね?)
アンガーマネジメントの実践(怒りに任せて行動しないこと)も、少しずつ訓練していこうと思っています。
時間がかかる訓練だろうと思います。一生続くことも予測できます。(元々が、感情の起伏の激しいタイプですので……。考えるよりも先に行動に出ることが、現在も多い自覚があります……。)←それで、良い方向に進むことは、難しいでしょうね?
《相手を変えることはできませんが、自分自身を変えることはできる。》
この言葉には、嘘がないことも頭では分かっているつもりですが、無意識に相手を変えるような言動をしているのですよね……。
焦らずに、徐々に……。
言うことは簡単ですが、なかなか……。
それでも、気付いたときは“呪文”のように
“焦らずに……”って頭の中で唱えながら、クールダウンしてみようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?