薬丸岳『Ａではない君と』

もし我が子が、14歳で殺人犯になった場合……《親として》どのように向き合えば良いのだろう？

という、かなり重いテーマの作品です。
読んでいて、心がえぐられるような感覚でした……。

私自身は、子どもがいないので《親》としての感情はイメージできませんが、それは別として……。

表紙に書いてある問いかけに対して、今も答えが出せません……。

・救いとは何か？
・罪とは何か？
・贖罪とは何か？
・心を殺すのと身体を殺すのどちらが悪なのか？

ほぼ毎日のように、殺人事件のニュースが流れているのは、とても悲しい現実でしょうね……。

《命の重さや尊さ》……私自身も、うまく伝えることができません。