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小栗虫太郎『黒死館殺人事件』

表紙を見る限り、比較的新しい作品と思われますが、実際は1930年~1940年頃に書かれたものです。
ちなみに、著者は、1946年に他界しています。

何故、いきなりそんな大昔の作品を読もうと思ったのか?自分でもよく分かりません(笑)。

読んでいて、旧漢字表記が多く、ルビ(振り仮名)がないと読めない字が……。
※雰囲気で解読していました。

『黒死館』とよばれている館でおこる殺人事件(←タイトルそのまま)を、描いた推理小説です。
謎を解くために、《聖書》や《ゲーテの作品》なども使われていました。
この作品の著者は、かなりの博学なお方というイメージを個人的に感じました。

時代背景も伴うため、現在ではあまり受け入れることが難しい部分もあります。(差別的な言い方など)。
それでも、作品には欠かせない部分であることも事実です。

温故知新?



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