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辻村深月『ツナグ』 他

辻村深月さんの作品を初めて読んだのが
『ツナグ』
でした。

先日、続編の『ツナグ~想い人の心得』が、文庫本化されていたのを見つけたので購入しました。

『ツナグ』と合わせて読んでいました。


(亡くなったお方と会いたい。)
という気持ちを抱えた人が、都市伝説のような
《あの世とこの世の人の仲介をする人》を探して、依頼をして………。
というような内容の作品です。
うまく言えませんが、《オカルトやホラー》というような印象は、私は全く感じません。

心の中で止まっていた時間を進めるために、亡くなったお方に会う?(どういう表現がふさわしいのか?私もよく分からないので、支離滅裂だろうと思います。)

私自身は、現在は《あの世の誰》に会いたいのか?
聞かれても……答えることができません。

できれば……会いたい人を作らない方が良いのかもしれませんね?
現在、お世話になっているお方や、親きょうだいなどと《心残り》がないように、接することが必要なように感じています。

いずれ、お別れのときが来るのは、避けて通ることはできませんが……。
何かのきっかけで、思い出して(あの人ならば、こういうときにどのような方法を選ぶのだろう?現在の私に、どのような言葉をかけるのだろう?)と、思えるような付き合い方が支えになるような気がします。

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