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伊吹有喜『犬がいた季節』

とある高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。
“コーシロー”と名付けられ、その後、ともに学校生活を送ってゆく。

コーシローと、お世話をする学生たちの様々な物語です。

私が個人的に印象に残った言葉
とある生徒が
『小学校では、ウサギや鶏を飼って“飼育係”があるのに、高校では犬を飼ってはいけないのは何故ですか?』
という質問を、教師にしたことです。

その後、生徒が責任を持ってお世話をすることを認められました。

生徒にとっても、貴重な経験だっただろうと思います。
コーシローも、高校で過ごした12年間は、幸せだったでしょうね?

折を見て、また読んでみようと思います。

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