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柚月裕子『あしたの君へ』

家庭裁判所の調査官補として研修の間、地方の家庭裁判所で勤務している望月大地。

そこで出会った、少年少女、親権を争う夫婦など……。

そのような相談者たちと向き合い、悩みながら真実に辿り着く姿が、とても印象的でした。

《人と(直接的に?)向き合う仕事》……私には、到底不可能です。

“ノンバーバル”の部分が、私には分かりません……。
“言葉の裏に隠された真意”のようなことを、読み解くことって、難しいですね?
(おそらく、私のような特性を抱えていないようなお方も“自然に、何でも、分かる”ことは……ない? 分かる場合は、エスパー?)←という話は、余談ですが……。

人と直接的に向き合うお仕事には、もれなく(?)《守秘義務》がついているでしょうね?
人の人生に、ダイレクトに関わる仕事ですし……。
うかつに《仕事の愚痴》など言えませんね?
職場のお方との信頼関係も築く必要があるでしょうか?(案件に対しての相談者は、必要不可欠でしょうね?)

ということを言う私自身、現在の職場が《介護施設》ですので、当然《守秘義務》があります。
直接的な関わりではありませんが、いろいろなやりとりを“見聞き”する場面が多いですね……。

そのようなお仕事を続けているお方のみなさまを、心から尊敬しています。

この作品の、望月大地さんも、将来は頼れる調査官になるように感じました。

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