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小坂流加『余命10年』

二十歳のときに、不治の病を発症し(本では病名は明らかにされていません)、余命10年の宣告を受けた、高林茉莉。

彼女が、残された時間を悔いなく精一杯生きる姿が印象深いです。

著者のお方も、すでに他界しています。(本に書いてある、著者紹介より)

おそらく、ご自身の半生を綴った作品のように感じました。

著者紹介にも、病名などの詳しい記載はありませんが、おそらく進行性の指定難病だろうと思います。

罹患率が、数万人に一人。原因が特定されていなく、治療法も確立していない…………。

(舅も、そのような疾患を抱えていました。 私の中では“嬉しくないレア”と呼んでいました……。)

いつ、誰が、どうなるか?……それは誰にも分からない。《明日は我が身》と思うこともあります。

私は、“今”を精一杯生きているだろうか?自分では分かりません……。それでも、“悔いのない人生”と思えるような生き方を……。と思っています。

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