堂場瞬一『最後の光』
警視庁総合支援課のお方がメイン(?)の作品です。
犯罪被害者や、加害者の家族の“心のケア”が、彼らの仕事です。
この作品では、家庭内で命を奪われた幼児の母親の支援をするために、奔走する支援課の人々の葛藤などが書かれていました。
警察の介入を拒むお方も、中にはいらっしゃるはずでしょうね?
警察以外で、支えてくれるような人を探すことも、彼らの仕事のひとつです。
今回は、その《警察以外の親しい支援者》を探すことに重きを置いた作品のような印象を受けました。
人とのつながり……信頼関係を築くこと……。
他にも、いろいろ……私には、難しい?
いざというとき、無条件で頼れるような人って……誰だろう?私には存在するのだろうか?
そんなことも、つい考えてしまいました。
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