伝説の女 スズキ13

いちめんのごはん

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな…

暖かくなりましたね。

今日はスズキの家で豪華な昼飯を頂いたときの思い出。

スズキのお母さんは、スズキに似ておらず、美人で芸能人でいえば「高島礼子」似のお母さんだった。
そんな美人のお母さんが「KNTさん、今度はお昼にいらして。ごちそうします。」と招待してくれたのだった。


家に行くと、スズキと妹が「キャー!KNTさん!」と騒ぐ。

美人のお母さんはにこにこしていた。

スズキ「KNT、こっちで座ってて。」

キッチンではなく、畳1畳の大きさのテーブルのある和室に通された。
まず、手始めに刺身が運ばれた。

俺「え!刺身!いいの?こんな…」
スズキ「いいの、いいの」

もりもり食う俺。

俺「うま。スズキも食べないの?」
スズキ「まだ運ぶものあるから食べてて〜」

刺身、味噌汁、焼き魚、からあげ、と料亭のようなメニューが出てきた。というか料亭より多い。
次々に運ばれる料理、畳1畳分のテーブルは隙間なく埋められていた。

とりあえず食べ進めていると、

スズキも食べ始める。


正直もう足されないと思い、ほっとしたが、畳1畳のうち、1/3を食した俺は既に腹がいっぱいだ。残り1/3はほそぼそと頑張れるけど、
あとはスズキ、お前にたのm…

スズキ「なんかおなかいっぱい。KNT、食べていいからね!」


え…?


美人母「あ!まだイカがあるのよ!食べるでしょ」


俺「あ…。いや、もう出てるので大丈夫ですよ^^;」

美人母「わかいんだからっ。持ってくるわね〜」


行かないでくれー(T_T)


もうテーブル
皿が置けないので、プチ机みたいなのに乗せられるイカ。



失礼のないように食べ進める俺。
しかし、満腹中枢は振り切っている。

イカの存在は俺に次第に忘れられ、
2分後がたった。


美人母「あら…イカ食べてないわね…」


だから入らないっていうのに笑
寂しそうに呟く美人母。

すでに畳2/3分を食す俺。


スズキに助けを求め目線を送る俺。


スズキ「ママの料理が食べられないっていうの…?」



正気かあんたら笑


サスペンスにしかでてこねえよ、こんな展開。


しかし、この狂った光景のなかに一筋の光が。


妹「KNTさん苦しがってんじゃんよ!気ー使ってくれて食べてんのがわかんないのかよ!」


ま、まともな子が眩しい!


しかしさすがスズキ。

スズキ「そんなことないもん!ママが作ったものはなんでもおいしいもん!ね!食べれるよね!KNT!」



ママを守る私に酔いはじめるスズキ。

美人ママは、残ったイカをまだ見ている。


恐怖のあまりペースアップして、イカやマグロを胃に流し込む俺。



そしてとうとう食べ終わる。

本気で腹一杯の時って人って寝っ転がれないことを知る。
うねうねミミズのように這いつくばる俺。


にこにこ片付け出すママ。

そしてさすがのスズキ。
スズキ「上の階のスズキの部屋に行こう?」

俺「無理だよ、動けないし」

スズキ「動いてるじゃん!行こう!」


このうねうねを見て言っている。
自分の気持ちには敏感なのに、
人の目に見える苦しみには鈍感なのね…笑


なんとか階段をほふく前進でのぼり、やっと休めると思った俺。



スズキ(プリッ)



メンヘラの底知れぬ性欲。


そしてω。←意味は過去の記事参照

イカの臭い再び。



そこへ1階から
妹「KNTさんあそぼー!!」

俺「あそぼー!!!」


パンツをはくスズキ


この日、俺の1番のピンチは妹によって救われたのだった。

メンヘラ宅はおそろしあ。






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