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【節約生活#538】1日ずつ使えるお金を足していく方法を試してみる そして脱落

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康的で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦している。

1日ずつ使えるお金を足していく

 節約法はさまざまで、そういった情報も、たいていの人に効果のあるものから、できる人が限られるようなものまで巷に溢れている。

 図書館に行っては読んだことのない節約本を借りて読むということを繰り返している。読むだけではだめなので、自分でも試してみたりしている。
 スプレッドシートにメモを残しているので、メモをまとめることもしてみたりする。まさに趣味である。

 今回は「結果が出る あかり&もちこの家計ぐせ」から得たアイディアを試してみて脱落したので省察をしてみる。
 本書は2名の節約家(インフルエンサー?)が、各々の節約を紹介している。方向性が異なるので、読者の対象を広めにとっているように思う。

 その節約法の中のひとつに、「1日3000円生活ではなく、1日3000円”追加”する生活」(p.44)というものがあった。
 使えるお金を毎朝一定金額追加するという手法である。余ったお金は翌日に繰り越していくので徐々に楽になるし、計画性や一時的な耐久性もあがっていく。節約の鍛錬にも良さそうな方法である。

 個人的には1日3000円は多すぎると考えた。
 紹介している方は一家であり、自分は一人暮らしである。
 そこで今回、1日1000円を追加していくという手法をとってみることにした。毎朝1000円を財布に追加していく。クレジットを使用した場合はその分のお金を財布から取り出して別の袋にしまうという感じで試してみた。

結果

 1日3000円にしなかったのは、総額ではだいたいすでに達成できているからであった。31日なら93000円である。家賃等の固定費は引き落としであるので、この手法になじまない。固定ではない変動費は毎月10万円以下であるので、もっと低い金額を目指すことにした。
 きりがよいので1日1000円という、考えるべきところを考えない金額ではじめることにした。

 先月の終わりころに3万円分の1000円札を用意しておいた。毎朝1000円を財布に入れるということについては、実はなかなか習慣化することができなかった。ついつい忘れてしまう。

 そして、先週の終わりくらいで脱落した。土曜日が16日なので、2週間くらいは続けることができた。
 はじめの1週間くらいから結構しんどかった。カードのせいで気づいていなかったが、交通費が想像以上にかかっていることに気づく。
 そして、皮膚疾患が再発して医療費がかかった。そこに、急な会食が入ってしまう。これで破綻をしてしまった。

対策を考える

 今回試してみて、節約の大事な要素を改めて意識することができた。
 健康・現状把握・分析・計画である。

 皮膚疾患は粉瘤の再発であった。ちょうど1年前にも行った病院で診てもらう。診察と薬の費用がかかってしまった。
 やはり健康は大事である。
 健康を損なうと簡単にお金の余裕がなくなってしまうことを改めて実感することができた。

 ちなみに、昨年は炎症が激しく完全に膿んでしまった状態であったので、診察回数、処置の回数、服薬の期間が段違いであった。今回は診察1回、薬も飲みきりで良いくらいに収まった。早めの状態で病院に行くと身体も時間も費用も昨年より明らかに楽である。
 お金がなくて病院に行けないと、状況が悪化して負のスパイラルになることが想定できる。

 対策としては、医療費は年間で管理をして、別枠にすることである。日々の生活費からとっていくのは無理がある。

 現状把握と分析については、ある程度できていると考えていた。しかし、交通費が家計を圧迫していることに気づいていなかった。やりようなどをもう少し考える必要がある。

 また、会食の扱いも考える必要がある。
 突然入る可能性もあったので、これは計画が不十分であったと考える。
 ただ、今後ほとんど自営となるときの、新しい仕事のための会食でもあったので必要な出費という位置づけをしている。そうするとこれも、1日1000円という枠組みから外すべきかもしれない。

 もうひとつ、見通しの甘さもある。
 試すなら1日1000円でなく、2000円くらいからはじめてみるべきであったかもしれない。それでも毎月の出費より少し低く抑えることができる。

 また来月、手を変えて試してみたい。

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