【節約生活#329】エンゲル係数は2倍まで覚悟する
趣味で節約生活をはじめてみた。
健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。
値上がりの時代
最近はスーパーに買い物にいくたびにじわりじわりと値上げがはじまっている感がある。きちんと把握していないけれども、電気代もあがっているらしい。電気代についてはまだ把握しない程度で済んでいるだけましで、ヨーロッパでは生活に直撃しているというニュースも見かけた。電気代が10万円になったらと考えると、想像するだに恐ろしい。
エンゲル係数の上昇
家計の消費支出にしめる食料費の比率(%)のこと。
値上がりが続いてくると気になるのはエンゲル係数である。
引用したように、貧しくなってくると食費の占める割合が高くなってくる。その分、自由に(?)使えるお金が少なくなってくる。
そう考えると、今後じょじょにエンゲル係数が上がってくるのではないか。
そう思って、調べていくと面白い図を発見した。
ニュース記事などをみると短期では上昇していなかったりするけれども、長期でみれば当然のように上昇している。ゆるやかだったので気づかなかっただけなのだろう。
エンゲル係数は30%くらいなので、一般的に言われる家賃と同じくらいの額と考えてみればよいのかもしれない。これがこれからじょじょに上がっていく予想がしかできない。
というか1940年以前はどうなっている?
しかし、図を一瞥したときに驚いたのは、戦前のエンゲル係数の高さである。
60%以上が普通で、じょじょに下がってきても50%である(考えてみれば、大恐慌時代もエンゲル係数は下がっている)。家賃で30%とられるとしたら、支出のほぼ100%になってしまう。生活が成り立つとは思えない。
食事をするだけでお金がほぼなくなってしまう。かつての自分の生活を思い出すけれども、それが普通だった。一億総中流ならぬ一億総下流と言って差し支えないだろう。
どこまでエンゲル係数が上がっていくかはわからないけれども、食費が2倍程度まで上がるくらいは覚悟しておきたい。
収入もこれから下がることが予想できる。
日々に一喜一憂して生活水準が上下しないように、丁寧に暮らしていきたい。
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