怪しい雲行き

「辞める辞めるって言うヤツに限って辞めんよね。」
「辞める辞める詐欺」

って、よく聞きますよね。

監督にも愛想をつかされ放置状態のU11のメンバーたち。試合に行っても勝てずに暗いムードのままです。そうなると出てくるのが保護者の移籍発言。

「わたし、こんな指導者じゃダメだと思うの。こんな所もう辞めて違うチームに行く!」

ある保護者(母親)が声をあげました。
子供はなかなか上手で、U12の試合にも出てる子です。そうすると、あちらこちらから声が出ます。

「ウチの子も移籍しようかしら。」
「ウチの子はサッカー楽しくないみたい。」

そんな中、我が家も移籍を考えていたんです。
現在のU12は非常に優秀で、いつも優勝争いを繰り広げています。そのメンバーと一緒に練習したり試合に付いて行ってプレーを見るのは、とても有意義でした。娘も勉強になると言っています。しかし同学年6人の内4人が移籍を検討中。1学年下も2人中1人が移籍を検討中。そうなると娘が最上級生になった時、2学年下と一緒に試合に出なければならい?いやいや、たぶんこの流れだと娘の代と一学年下の代は「無かった事」にされそう。もっと下の学年に力を注ぎそうだな。

娘は移籍にあまり乗り気ではありませんでした。
また一から新しい環境でやるのは不安だったみたいです。

娘の気持ちも尊重しながら、今後の進路も考えていかないとな。

<つづく>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?