「リーダーという役職はなく、あるのは振る舞いだけ」高橋みなみ×田端信太郎「リーダー論」対談に行ってきた。

Perfume好きの田端さんが元AKB総監督・高橋みなみさんとリーダー論について対談するというので昨日聞いてきた。

350人入る会場は盛況(※許可を得て撮影)。

二人の話をざっくりまとめると、

1. リーダーという役職はない。あるのは方向性を示すリーダーらしい振る舞いだけ。なので誰でも新卒でもリーダーになれる。
※役職であるマネージャー(ボス)との対比で語られた。犬の飼い方でも「犬はボスには従わず、リーダーにだけ従う」という言葉がある。犬に役職はわからないので、その振るまいでしか判断しない。リーダーの本質論。

2. その方向性が正しいか100%の確信はないが、あの人がいうならそっちに行ってみようという影響力が大切。その影響力は、これまでのリーダーとしての振るまいや努力で判断される。
※確かに田端さんはアメリカ出張のため大好きなPerfumeのライブを泣く泣く断念していた。私はライブを楽しんだ。

3. 方向性が間違ったらすぐ転換する。もしくは、間違ったままでも突き進んで正解にしてしまうのがリーダーの力。

とくにこの3番目のやりとりが面白かった。高橋みなみさんの本「リーダー論」を読み込んできた田端さんのフリで、高橋さんが間違ったままでも突き進んで正解にしてしまった話を紹介した。

秋元康さんが当初「高橋に剣をもたせて歌わせたい」と考えていたソロ曲があったが、途中で気が変わって中森明菜のような曲に方向転換した。

しかし連絡ミスで、曲は恋愛なのに振り付けは剣のままというトンチンカンな状態になった。練習中、高橋さんは振り付け師に「これは何と戦ってるのでしょう?」と聞くと「たぶん自分自身ですかね」と返ってきたそうだ。

そして公演を見た秋元康が「なんで剣振り回してるの?」「え?」ということがあったらしいが、本気で剣を練習をしたことと、曲とのミスマッチがインパクトになり人気曲になったという。このエピソードのやりとりで会場は爆笑、対談は盛り上がって終わった。

しかしこの間違っている(もしくはみんなが間違っていると思っている)方向性でも正解にした、というある意味奇跡なエピソードは、リーダー論にとって象徴的な話だった。

この道を進めばいいのか、リーダーも100%確信をもっているわけではない。しかしこの人は、間違った道すら正解にしてきた…という話ほど、心強いことはないだろう。スティーブジョブスの「アップルがやらなければ誰もやらない(誰もが間違ってる方向だと思ってるから)。だから俺たちはやるんだ」という言葉を思い出した。Perfumeのライブ楽しかったなあ。

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