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インサイトからコンテンツを作るための補助線

「なぜコンテンツを理論化しようとするのか?」

と聞かれることがある。

そもそもコンテンツは水ものであり、ほとんど理論化できない。

結局はひらめきが大事。ただ…

水ものすぎるので、なんとか補助線を引いてヒット率をあげようともがいている。

幸いこちらの記事はよく読まれた。

【ドラえもんとテトリスは同じ構造】今後のコンテンツマーケティングはストーリーよりもキャラクター重視に:MarkeZine(マーケジン)

この記事は、ブランドとインサイトとキャラクターの関係を紹介したものだ。

面白いことに、ブランドとインサイトとキャラクターはすべて心の反映なので、結果として似通った分類になる。記事には盛り込めなかったけど、カウンセラーが効果を認めたタイプ別ストレス解消法21種|モチベーション向上の法則 の図も似てる。

軸が他の図と違うようにみえるけど、90度回転させたら同じ。

ブランドキャラクターでいう「リスク挑戦」が、インサイトでいう「変化」であり、ストレス発散では「動的なストレス発散」になる。

ストレス発散までいくと具体的なコンテンツの制作に直結してくる。たとえばジブリの映画は掃除ばかりしているけど、上に図にも「掃除」はある。コンテンツは現実の代用品であり疑似体験だ。

コンテンツを通して我々は現実を味わい、気持ちよくなる。AVじゃないけど。

なぜジブリの映画に掃除がよく出てくるのか?見ていて気持ちいいからだ。食べるシーンもだけど、ジブリはかなりサービス精神が旺盛だ。

ブランドとインサイトとキャラクターとストレスとコンテンツが全部おなじ軸でマッピングできるってのは面白い。心の分類をベースに、さまざまな次元の現象を置いていけば関連性が見える。どんどん置いていこう。


そもそもなぜこんな風に心が分類できるのかという話はマニアックなので興味ある方だけで。

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