こっそりみんな聞いちゃったよ、本当はさかさまだってさ

スピッツ「あわ」の歌詞だけど、聴いたときハッとした。
前から読んでる脳の本に、私たちはそもそも常にひっくり返った世界を見ていると書いてあった。
目の構造によると、私たちが目にした像は目のレンズを通して、上下が逆になって網膜に映る。
そうしたら、いま見えている世界の正しさとか、何が間違いかなんて、結局、脳にはもともとそんな基準なんて無いんだって。
私たちにとって「正しい」という感覚を生み出すのは、「どれだけその世界に長くいたか」っていうだけのことなんだって。
私たちは、ついこの世界に慣れてしまっているから、他の世界のことや違う考えとか受け入れられないことも多くて、傷をつけあうけど、このことを知ってからちょっと楽になった。
なんだか凄く広い視野で物を見れそうだよ。