対テロ戦争したり白色革命でSAVAKと呼ばれる秘密警察使って反体制弾圧のCIA等米国政府も問題だけどタリバン等を支援する革命防衛隊と道徳警察のイランのイスラム共和制は生物学的女性と性的少数者に対する人権侵害と政教分離に反する点から問題あり。




主義と主張について 編集

統治形態について 編集

ホメイニーの著書『イスラム統治体制』(法学者の統治論)はイスラムに基づく国家と社会のあり方について述べているが、本書の理念はイラン・イスラム共和国憲法の基本原理として盛り込まれた[3]

法学者の統治論は十二イマーム派の政治理論であり、ホメイニー以前から存在していたもので、ホメイニーはこれを発展させ、『イスラム統治体制』でイスラム法学者はイスラム政治体制を樹立し、国家権力を持った社会統治を行う(連帯)義務を持っているとした。 また、『イスラム統治体制』ではイスラムの政治体制の目的はイスラムの法を行うことであり、統治者に必要な条件はイスラム法学についての知識と指導者としての公正さであるとし、一般信徒は無謬のイマームに対するのと同じように従う義務があるとされている[4]

そして、イスラーム法に厳正にのっとった統治を行うことで社会に「イスラーム」的秩序を貫徹させ、汚職のない公平な税収運用[5]、支配者による収奪の徹底した排除[6]、被抑圧者の解放と救済[7]などを達成するよう説いており、彼の主張する「イスラーム的統治」によって、君主や貴族の汚職・浪費・収奪などが批判されたパフラヴィー朝とは全く異なるイスラーム的公益社会を実現しようとした。

ホメイニーは君主制・世襲権力をイスラームの理念に反しているとして否定している。直接にはパフラヴィー朝を指しているが、ホメイニーはそれまで合議制だったカリフ位をウマイヤ家が世襲制にしたことにシーア派が対抗した事例を挙げることで、シーア派の歴史の中に反君主制・世襲権力という動きを見出そうとしている[8]。 ただし、当時シーア派がウマイヤ家のカリフ位世襲に反対したのは、預言者の血縁のアリー家によるカリフ位の世襲を目指したためである。

現実に適わせたイスラームについて 編集

1988年初め、ホメイニーは公益に適うならば政府の令が伝統的なイスラーム法に優先すると表明した[9]。これは、国家の現実にイスラームの伝統的規範を適合させようとする努力であった。また、当時イスラーム法が政府の令に優先するという伝統的な考え方の人物も多くいるなかでの重要な表明だった[10]。 同年9月、宗教的道徳に反する使用はしないという条件付きで、楽器とチェスの解禁も行った。この時、コムの宗教法学者が権威あるイスラーム・シーア派の伝承を引用してこのことをホメイニーに問いただしたが、ホメイニーは「現代に適応できない宗教学者」のくびきから脱すべしとこの宗教法学者を諭した[11]

革命に貢献した女性の役割と女性の地位について 編集

ホメイニーの次に最高指導者となったハーメネイーはその見解[12]でホメイニーの発言や考えにも言及している。(以下はこの見解を参考)

イラン・イスラム革命が勝利した際、ホメイニーは「もしこの運動に女性の協力がなかったら、革命は勝利していなかっただろう」と述べ、女性たちが賛同せず、信じなければこの革命が成功することはなかったとの考えを示した。 イラン・イスラム革命では、参加者の半数が女性であり、女性は革命の先頭にたって戦い、家庭環境においても女性はその家族に文化的な影響を与えた。

ホメイニーは革命時およびその後の革命体制時における女性の役割を、またイスラム社会の完成とその革命的・イスラム的な成熟における女性の地位を、非常に大きなものと見ていた。これには、"イラン人女性・イスラム女性が、「西側の堕落した文化」が築いた道の中で、様々な罠から解放されるための自らの聖なる戦いを、強固な決意で継続する"ことが必須であるとした。

「植民地主義者」の反イスラーム政策への危惧について 編集

『イスラーム統治論』では、「植民地主義者」の政策に関する警告もなされている。ここでは、西側の植民地主義者は、300年あるいはそれ以上前からイスラム諸国に進出していたが、自分たちの利益獲得を難しくし、その政治的権力を危うくしているのはイスラームとその法規範、人々のイスラームへの信仰だと見做したため、多様な手段をもって反イスラームの宣伝と陰謀を実施したとされている。当時、宗教学院界で養成された布教者、大学や政府の宣伝機構、印刷出版所における植民地主義者の代理人、植民地主義的な諸政府に奉仕する東洋学者たちがこの政策に協力し、本来真理正義を求める人々の宗教であるイスラムを捻じ曲げ、異なった形で紹介し、一般の人々に誤った考えを持たせ、宗教学院界で不完全なイスラムの姿を提示したとする。

この理由として、「イスラームの活力と革命的性格を奪い、そしてムスリムたちが努力すること、運動に従事すること、自由を求めること、イスラームの法規範の執行を求めること、ムスリムたちの幸福を保障し人間としての尊厳を保った生活を認める統治(体制)を作ること、これらを阻止する意図である」としている。 この例として「イスラームは包括的な宗教ではない。生活に即した宗教ではない。社会(運営)のための諸制度や諸法を持っていない。統治方法やその諸法を持っていない。」、「倫理性も持つが、生活や社会の運営には値しない」と宣伝されていたことが挙げられている。

本来のイスラームはもちろんまったく異なる極めて政治的な宗教であるが、当時これらの「植民地主義者」の悪意のある宣伝は効果を上げており、一般の民衆よりも教育を受けた大学人や宗教学徒のほうが誤った考えを信じてイスラムをまったく正しく理解していなく、もし誰かが正しいイスラームを紹介しようとしても人々は簡単には信じようとはせず、逆に宗教学院の植民地主義の協力者が騒ぎ立てるという状況があった、としている[13]

イスラムの社会性、政治性について 編集

この植民地主義の宣伝が誤っていることを証明するために、ホメイニーは次のように述べている。「コーランにおいて、社会問題に言及した箇所と(社会問題ではなく個人的次元に属する)宗教儀礼の章句の比は100対1以上である。約50巻からなり、すべての法規範を包含する伝承の1セット中、3巻ないし4巻が宗教儀礼ならびに神に対する人間の義務に関連し、また、一部の法規範は道徳に関連しているが、残りはすべて社会・経済・法律・政治・社会運営に関連している(つまり、「本来のイスラーム」は個人次元の信仰よりも、社会問題により多く関わるものである)」[14]

以上のことを述べた上で、若い世代に向けて自分が述べる論題について研究しながら、イスラムの諸法と制度を紹介するために生涯努力し、イスラムがそのはじめからいかなる障害に直面し、現在いかなる敵意と苦難に直面しているかを人々に知らせ、イスラムの本質と真実が覆い隠されたままにしてはならない、キリスト教と同じくイスラムも神と人民の関係(社会と関わりをもたない関係)についての命令のみの宗教だと人々が考えないようにしなければならない、と訴えている。

また、同著でユダヤ人の反イスラーム宣伝に関する記述もある。

「(第三次中東戦争〈1967年〉直後の)今日ユダヤ教徒が意のままに改ざんしたコーランをイスラエルの占領地で印刷していること」を挙げた上で、「声をあげ、人々に気づかせ、もってユダヤ教徒たちや彼らを支援する外国の者たちはイスラームの根幹に反対し、ユダヤ教徒の統治を世界に打ちたてようとしていることをはっきりさせなければならない。我々一部の者の無気力さが原因となって、ユダヤ教徒が我々を統治することになるのを恐れる」[15]と述べており、これらの人々をムスリムたちを脅かす存在として、イランにおいて存在し、宣教活動を行っていることに対して危惧の念を示している。

他宗教勢力の見方とイスラム時代以前の世界の見方について 編集

ホメイニーは著作に於いて「イスラムの支配下に於いて異教徒は一定程度の人権を守られるだけで満足するべきであり、政治的権利など与えられない」と主張している。著書において、現代においてもジズヤ徴収(すなわちズィンミー制)は有効だと主張している箇所がある[16]

パフラヴィー朝下の1962年10月6日に、政府が地方選挙において選挙権・被選挙権をムスリムのみに限った条項[注 1]を撤廃し、バハイ教徒などにも市民権を拡大させようとした時には、バハイ教徒を背教者として憎悪する12イマーム派の立場から、同僚の法学者とともに激しい抗議運動を行い、同法を撤回させた[17]。しかし、後に「彼ら(バハイ教徒)が我々(ムスリム)をしだいに弛緩させて相互に離反させ、各個人に「宗教義務」を明らかにした結果、[我々]に言葉の違いと混乱が広がった。そして今や、彼らが望むことを何でもムスリムたちやイスラーム国家に対して行っている」と主張している[17]

著書でイスラム以前の時代に関して、アメリカ先住民を「野蛮な状態で日々を過ごす半開化の赤色人」[18]、古代の(自国である)イランとローマの国家を指して「専制支配、貴族性、差別性の下にあり、専横なる人々の支配下で、人々や法による統治の痕跡は無かった」[19]と述べている。イスラム教では、発祥の地であるアラビア半島のこともイスラム教以前の時代は「ジャーヒリーヤ時代(無知、無明時代)」とされ、野蛮な時代とされている。

イスラエルのユダヤ人に対してはイスラエルのパレスチナ占領およびパレスチナ人への抑圧という事情もあって対立する立場で、イスラームの初期におけるユダヤ人との確執を「反イスラームの宣伝と陰謀」[20]とし、現在のパレスチナ問題に至るまでこの対立が尾を引いたものと認識している[21]

また、公正なる支配者に関する記述で、「ムスリムたちと人類社会を統治するものは常に公的な諸面と利益に配慮し、個人的な諸面や個人的な愛着には目をつむらなければならない」[22]とし、それゆえにイスラームでは社会、人類の利益に反する部族・集団は滅ぼしてきたとしている[23]。例としてムハンマドがクライザ族が腐敗を増やしていたために滅ぼした(クライザ族虐殺事件)ことを挙げている。

刑罰について 編集

ホメイニーはハッド刑に関しても、著書でその必要性を強く主張していた[24]。例として(ホメイニーは「堕落」と表現している)婚外性交渉を行ったものに対する100回の鞭打ち(未婚者)[25]や石打ちによる死刑(既婚者)[26]、窃盗犯に対する人体切断[27]などをあげている。

共和国への影響について 編集

結果として、ホメイニーが著書で主張した政体のほとんどが、革命イランのイスラム共和制において実現された。

イラン刑法はイスラム法体系(シャリーア)の規定にそい、イスラームを棄教したもの、婚外性交渉をした者や同性愛者に対する鞭打ち刑や投石殺刑などを定めている。またイスラーム以外の宗教のうち、ユダヤ教・ゾロアスター教・キリスト教は、当初のホメイニーの主張通りにズィンミーになることは免れ、憲法でもその尊重がうたわれたものの、政治的権利や信仰の自由などでイスラム教徒に対して劣勢に置かれることとなった。また、バハイ教徒や無神論者は完全にその存在を否定され、発覚した場合死刑である。

孫たちについて 編集

ホメイニーには15人の孫がいるが、そのうちの4名が政治活動を行っている。最年長のホセイン英語版)は祖父の掲げた「法学者による統治論」の廃止と世俗国家化を主張し、「聖職者(ウラマー)が政治介入する現体制は全体主義も同然」として体制転換を主張しており[28]、現在はイラン当局により自宅軟禁下に置かれている。アリーは改革派陣営から2008年の議会選挙に立候補したが、保守派のウラマーで構成される監督者評議会の審査により立候補資格を剥奪された。同じく改革派から立候補した孫娘のザフラー (en) も立候補資格を取り消されている。このため、ホメイニーの孫で現在も政治に関わっているのはハサン英語版)ただ一人である。そのハサンも2009年1月31日に行われたイスラーム革命30周年記念式典での演説で革命がイスラーム主義者だけではなく、左翼や民族主義者など全ての勢力が参加して実現できたとし、間接的にではあるが、現在の体制に不満を表明したといわれる[29]。また最近は、2009年の大統領選挙後の国内騒乱で逮捕された改革派幹部の家族宅を慰問したり、国営放送の祖父ホメイニーに関する放送内容があまりに一面的だと抗議するなど、保守強硬派主導の革命体制に反発しているとされる[30]。このため保守強硬派の間にはハサンに対する不満が存在しており、2010年6月4日に開かれたホメイニー死去から21周年を記念する集会では、アフマディーネジャード大統領の支持者がハサンの演説途中に「偽善者に死を!」「ムーサヴィーに死を!」などと叫んで妨害し、ハサンの演説が中断に追い込まれるという一幕があった[31][32]

ルーホッラー・ホメイニー

イランの最高指導者



シーア派社会主義(シーアはしゃかいしゅぎ)はかつてイランの白色独裁、後にイラン・イスラーム神権体制に抵抗した左派・イスラームイデオロギーである。 マルクス・レーニン主義の階級闘争論をイスラームに於ける少数派として迫害されてきたシーア派の歴史に重ね[1]、『人民解放のイスラーム』を志向した。もともとはマルクス主義とイスラームの伝統的価値観を持つ大衆層とを結びつけるために編み出された思想体系だった。

シーア派社会主義の理論はイラン・イスラーム革命に於いてルーホッラー・ホメイニーが宗教指導者以外にも広範な支持を獲得するために利用されたが、後にイスラーム共和国が成立するとシーア派社会主義者たちは激しい弾圧を受け、多くが国外に脱出した。

注釈 編集^ 例えばウマイヤ朝の迫害によるイマーム・フサインの殉教は国王の独裁による被抑圧者(モスタズアフィーン)であるイラン人民の苦しみと重ねあわされた。

シーア派社会主義



白色革命(はくしょくかくめい、: White Revolution、: انقلاب سفید‎)は、イランの第2代国王(シャーハンシャーモハンマド・レザー・パフラヴィー(パフラヴィー2世)が、1963年にイランの近代化、西欧化を提唱して発動した広範囲にわたる改革の総称である。白色革命は上(つまり王の命令)からの革命を意味するが、その強引な手法は、旧来の伝統を色濃く残していた当時のイラン社会に大混乱をもたらした。

右のサングラスの人物が国王パフラヴィー2世(日本での通称・パーレビ国王)

概要 編集

国王パフラヴィーは、米国民主党ケネディ政権による継続的なイランに対する改革要求により、上からの近代化による経済成長を計画。米国の支援のもと、農地改革を実施して農民の不満解消に努めると共に、工業化、労働者の待遇改善、女性参政権、教育の向上などの西欧化を推進した。また、イラン国内の資本と支持基盤を地方の地主層から中央のブルジョワジーに移し、近代的な産業社会の現出を試みた。

また、国家の西欧化や、イスラームといった宗教よりもアーリア人に起源をもとめる西洋的ナショナリズムを改革の柱とするなど、世俗的な政策を実施する一方、石油歳入にからんだ利益供与や協調組合制度の導入にも尽力、自らの権力を確固たるものにしようとした。それら1974年に起きたオイルショック後の急速な原油価格の値上げで得た収入をこれらの政策に注ぎ込んだ。

しかし、産業基盤の実情を計算に入れず工業化などの近代化政策ばかり先行したため、外国から商品を輸入したはいいが港の荷揚げ設備の不備で船は長い間待機させられた。インフレも急ピッチで進み、庶民を苦しめ失業者が増大し、貧富の格差が増大した。大規模な汚職も横行し、オイルダラーを狙った商社から王室周辺や政府高官へ賄賂攻勢が行われた。文盲率の高かった当時のイランはそもそも近代化の基礎構造を欠いていて、改革の恩恵は一部の市民にとどまった。石油価格の暴騰で政府には金が有り余り、投資ばかりが先行した。こうした状況で国王はイラン軍の整備を進め、米国から大量の兵器を購入する。

そしてオイルショック後の急速な原油価格の安定化もあり、1970年代後半に入ると白色革命は破綻した。それに伴い国民の間での経済格差が急速に拡大し、政治への不満も高まりを見せ、国王の求心力も急激に低下した。貧富の差が増大し、革命の影響は上流中産階級と下層階級との対立、特にリベラルなテクノクラートと厳格で保守的なシーア派宗教指導者との対立を激化させ、これが後に起こるイラン革命の下地となった。

なお、シーア派の宗教学者でありイラン革命の指導者となるホメイニーは、これら一連の諸改革自体には直接反対しなかったものの、これら諸改革に潜むその国王独裁的な性格を熾烈に非難し、結果逮捕され、国外追放を余儀なくされている。

改革の成果 編集国民の識字率の向上 - モハンマド・レザーの即位前は国民の文盲率は95%だったが退位後は50%まで減少した。
農地改革 - 国土の60%を埋める荒野を外国から技師を招いて緑化しようとした。また、大地主の土地を買い上げて農民に分け与えたが、農民たちは灌漑に必要な資力を持っていなかったため有効に活用できず、やむなく都市部に流れ込みスラムを形成した。そのため、農業生産高はかえって減少し、食糧は輸入するようになった。
教育の振興 - 富裕層の子弟に海外留学を勧めたが、その一部は留学先で反王制派になった。
世俗化 - 女性に選挙権、被選挙権を認めヒジャーブ着用を禁止し、一夫一妻制を導入したことから、宗教学者層を中心に非難された。

白色革命

イスラム教の政教分離と世俗化にあたる白色革命の生物学的女性参政権である生物学的女性に対する選挙権と被選挙権導入とヒジャブ着用強制が生物学的女性抑圧の象徴となっていた事からヒジャーブ着用を禁止した事、そして一夫多妻制は生物学的女性に対する抑圧を強める人権侵害に繋がりますので、一夫一妻制を導入した点した事はよいと思ってます。
ヒジャブに関しては、生物学的女性が着用を道徳警察に強制されるのではなく、着用するかどうかは生物学的女性個人の自由にした方がよいと思いますので道徳警察廃止した方がよいと私は思います。
道徳警察によりヒジャブ強制される形ならヒジャブ着用したくない、だけどヒジャブ着用が自由ならイスラム教の文化としてヒジャブ着用しても良いという人はいるのではないでしょうか。
白色革命において国土の60%を埋める荒野を外国から技師を招いて緑化めざし大地主の土地を買い上げて農民に分け与えた農地改革した事も良かったです。
白色革命で教育を振興し識字率を向上させ文字を読めるイラン人を増やそうとした事、留学も進め海外の知見も取り入れた点はよいと思います。
私はホメイニイスラム共和制政権の性別適合手術容認はGIDの立場では、評価できる一方で生物学的性別による区別での同性愛者石打ち死刑が行われている生物学的性別による区別での同性愛者に対する人権侵害が行われている為に、生物学的性別による区別での同性愛者が望まない性別適合手術受けさせられていると日本国のお母さん連合が指摘する生物学的性別による区別での同性愛者の身体の侵襲されない自由が侵害されている問題はあるは事実と考えられ性別適合手術前に生物学的性別による区別での同性愛除外診断が日本においても必要である、また生物学的女性に対するヒジャブ着用強制や一夫多妻制による人権侵害がある。

https://note.com/okasanrengou/n/n951f4e0e81f3?from=notice





令和 5 年 8 月 03 日
〒102-8651 東京都千代田区隼町4番2号
最高裁判所 長官及び各判事 殿
子供たちの未来を繋ぐお母さん連合会
共同代表 伊藤陽子
共同代表 山﨑恵
連絡先:okasanrenngoukai05@gmail.com
性同一性障害特例法の
手術要件撤廃に反対する意見書
私達『子供たちの未来を繋ぐお母さん連合会』は、先人たちが築いてくれた日本を守り、子供たちの未来
の為に、母親目線で出来ることをしたいと思う個人が、Facebook グループを通じて立ち上げた団体です。
5 月末に立ち上げ、現在全国 30 名のお母さんたちが共に活動しています。
「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」の手術要件が憲法に違反するかについて、大
法廷にて弁論を開く報道をうけ、性同一性障害特例法の手術要件撤廃に母親として、以下 3 つの点をも
って反対し意見書をお送りいたします。
① 子供達の性違和に対して安易に性別変更を行わせないことが、子供達の将来を守ることになります。
そのために、性同一性障害特例法の手術要件は必要です。
「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」の、第 3 条 性別の取り扱いの変更の審判
には、
1.18歳以上であること。
2.現に婚姻をしていないこと。
3.現に未成年の子がいないこと。
4.生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態であること。
5.その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること。
と明記されています。(※1)
性別適合手術は、術後も含めて身体への負担が大きく、高額な手術費用やホルモン注射などの継続的
な医療処置も必要です。性別適合手術は一度受けると未来永劫「不可逆的」であり、手術をうける本
人の強い意思も必要になります。
私達お母さん連合会としては、思春期を迎え、ホルモンバランスの影響で、性の揺らぎのある未成年
者の性別適合手術は強く反対しております。その時の思い込みや心の揺らぎだけで、身体に負荷のか
かるホルモン注射や「不可逆的」な性別適合手術は、子供の将来の夢、特に子供を産み育てるという
夢を奪ってしまうからです。
性科学者のジェームズ・カントールが 2016 年 1 月 11 日にブログ『Sexology Today』に、2016 年ま
での研究結果をまとめて発表しました。この研究は、子供の頃に性違和を感じた方が、一定期間経過
し、どのようになったのかを追跡調査した研究です。(※2)
その発表の内容を翻訳し、下記の表にまとめました。
上記表をみれば一目瞭然ですが、子供の頃に性違和を感じた方の内、平均 86%は、性違和を感じなく
なっているのです。
このような研究結果をみても、子供達への性別適合手術には強く反対しているとともに、子供達が安
易に性別適合手術を受けないためにも「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する法律」の第
3 条 性別の取り扱いの変更の審判にある「18 歳以上」という法律規定が必要だと私達は考えます。
② 手術要件撤廃は、戸籍上の性別移行が安易になり、既存の家庭の在り方が著しく変更し、社会的混乱
だけでなく、子供達への多大な精神負荷になりえます。
手術要件が撤廃されることで、男女の性差の法的線引きが曖昧になり、既存の家庭の在り方が大きく
棄損します。例えば、女性が生殖機能を残したまま、戸籍上の性別を「男性」に変更し、子供を妊娠・
出産した場合、生物学上は子供の母親だが、戸籍上は「男性」なので「父親」になるのかという戸籍
上の問題が生じます。
また「父親と母親がいて、母親から子供は生まれる」という自然の摂理を無視して、「父親も妊娠で
きる」「自分は父親から生まれた」ということを家庭で教わったとします。学校などで生物の仕組み
や自然の摂理を子供が学んだ時「自分はいったい何者なのか」という疑問が子供に生じ、多大なる精
神的負荷や混乱を子供にかけることになります。そのことで、子供がいじめにあうことも考えられま
す。
このような混乱や子供達への精神的負荷をかけないためにも、性別の取り扱いの変更の審判に「婚姻
をしておらず、未成年の子がおらず、生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態である
こと。」と法的に規定されていると考えます。
③ 手術要件が撤廃されることで、母親のスペースの安全性が大きく損なわれます。
母親のスペースで最も大事なものは、授乳室です。授乳期間中の赤ちゃんがいるお母さんにとって、
外に出かけた際に、授乳室があると安心して赤ちゃんに母乳を与えることができます。
乳房を出して、赤ちゃんに母乳を与えるためのスペースですから、基本的に母親以外の人の入室を禁
止しています。
しかし、性別適合手術が撤廃され、戸籍上の性別を女性に変えた男性は、生殖機能を失っていないた
めに、子供を授かることができます。戸籍上の性別は女性ですから、戸籍上は「母親」になることが
でき、男性器がついた「母親」が、「母親」なんだからと主張し、授乳室に入室したいと求める可能性
もあります。その場合、生来女性であり、母親である方々にとって、安心して母乳を赤ちゃんに与え
ることが困難です。
それでなくても、授乳室を本来の目的と違う使用をしている人もネット上で報告されています。(※
3)
このように、生来女性であり、母親である人達が、社会生活を送りながら安心して子育てできる環境
を母親として求めたいと思います。
上記 3 つの点から私達「子どもたちの未来を繋ぐお母さん連合会」は、性同一性障害特例法の手術要件撤
廃に強く反対いたします。
また、大人になって、性別違和を感じ手術を必要とている方もいることも理解しております。その方々
が、自身で高額な医療費を払い、強い気持ち持って、生涯に渡る治療(ホルモン注射など)を行うことを
決め、生殖機能を失うという覚悟までも決めて性別適合手術を行うことで、戸籍上の性別も変えること
ができ、平穏且つ幸せな社会生活を送れているとも理解しております。
そのような強い意思と覚悟を決めた方々のためにも「性同一性障害者の性別の取り扱いの特例に関する
法律」の性別適合手術の要件の撤廃には強く反対します。
【引用】
※1 性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律(平成十五年法律第百十一号)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=415AC0100000111_20220401_430AC0000000059
※2 Do trans- kids stay trans- when they grow up?
http://www.sexologytoday.org/2016/01/do-trans-kids-stay-trans-when-they-grow_99.html
※3 授乳室は誰のもの?ママ以外が利用したら逮捕されるって本当? パパマママップ
https://mamamap.jp/columns/4#:~:text=%E6%8E%88%E4%B9%B3%E5%AE%A4%E3%81%AF%E3%83%9E%E3%83%9E%
E5%B0%82%E7%94%A8,%E3%81%8C%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E
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子供たちの未来を繋ぐお母さん連合会🌸

2023年8月9日 20:54
20230803最高裁判所長官及び判事性同一性障害手術要件撤廃に関する意見書.pdf


対応実施ガイドライン7ページの5には「性自認と性的指向とのいずれの違和感である
かを該当する児童生徒が明確に自覚していない場合があることも指摘されています」と、
記載されている。
同性愛嫌悪(ホモフォビア)の強い地域や個人では、とある個人が同性愛者で
ある現実を迂回するために「男に恋する者は女」「女に恋する者は男」という理屈
で性自認を推挙する傾向にあり、性自認思想が同性愛者に対する事実上の「矯正療法」に
使われていることに注意を払いたい。(少年に向かってお前は女だと言い聞かせる/少女
に向かってお前は男だと言い聞かせる…等。)
LGBTの子供を本気で保護するならば、仕草や言葉遣いが異性に類似しがちな同性愛傾
向にある子供への「虐め・虐待」をまずは抑制すべきではないだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
参考資料①:イランにおける同性愛と性別適合手術
イランでは、法律で同性愛が禁止されているが、性別適合手術は1979年のイスラム革命のリー
ダーであったホメイニ師によって合法化されていて、法的な性別の変更も可能である。手術はこの
数十年で受けいれられてきており、トランスジェンダーの人口も多い。その一方で、イランの医者
の中には以前、同性愛を「治す」ためにイラン人の同性愛者が性別適合手術を強いられていたと
話す者もいる。( https://life.letibee.com/transgender-iran/ )
参考資料②:Why Iran is a hub for sex-reassignment surgery
イランが性適合手術の拠点となる理由(https://www.economist.com/middle-east-and-africa/
2019/04/04/why-iran-is-a-hub-for-sex-reassignment-surgery)

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子供たちの未来を繋ぐお母さん連合会🌸

2023年8月9日 20:54
より20230806文科省性の多様性職員ガイドライン分析レポート(moja).pdf



イランでは、2010年にチームのゴールキーパーに対して女性であるかどうかの疑問が浮上していた他、2014年にも4人の選手が女性への性別適合手術をまだ受けていない、あるいは性分化疾患であるとみなされていた。

イランにおける同性愛と性別適合手術

イランでは、法律で同性愛が禁止されているが、性別適合手術は1979年のイスラム革命のリーダーであったホメイニによって合法化されていて、法的な性別の変更も可能である。手術はこの数十年で受けいれられてきており、トランスジェンダーの人口も多い。その一方で、イランの医者の中には以前、同性愛を「治す」ためにイラン人の同性愛者が性別適合手術を強いられていたと話す者もいる。

実はイランは、手術を受けた人数は明らかではないものの、タイについで世界で2番目に性別適合手術が行われている国である。イランは表向きは正式な政策としてゲイやレズビアンに対して性別適合手術を強制していない。しかし、トランスジェンダーではなくても同性愛関係にある人は、イランで同性愛が違法であることから性別の変更の必要性に迫られている可能性があると報じている。

トランスジェンダーとスポーツ

スポーツでは多くの競技が男女の運動能力の差を考慮して性別で分けて行われるため、トランスジェンダーの選手が望む性別で競技することに関しては議論の余地がある。

イギリスでは多くのトランスジェンダーの選手は自分の望む性別でプレーすることが認められている。しかし多くの場合、非常に厳しい検査を受けなければならならず、実際にプロのレベルで活躍できる選手はほとんどいないのだという。

今回のイラン女子代表はトランスジェンダーの選手の出場を非難される結果となったが、今後トランスジェンダーの選手が自らの望む性別で活躍できるようになるのだろうか。

https://life.letibee.com/transgender-iran/
2015.10.04 ニュース

イランのサッカー女子代表チームのうち8人がトランスジェンダー女性だった!これってフェア?

イランの医者の中には以前、同性愛を「治す」ためにイラン人の同性愛者が性別適合手術を強いられていたと話す者もいるとのイランの医師等医療従事者の証言はとても重要で、生物学的性別での同性愛を「治す」ためにイラン人の同性愛者が性別適合手術を強いられていた事が事実であるならば、特例法生殖能力喪失要件違憲判決における生物学的性別での同性愛者に対し身体への侵襲されない自由が侵害されたという事になります。
従って、生物学的性別による区別での同性愛者を治すため、つまりイギリスで違法とされている同性愛者を治すために使用される転向療法目的で性別適合手術を事実上、強制するイランにおける同性愛者に対する石打ち死刑等の迫害やイギリス含む先進国等でも同性愛者等への転向療法は違法であるとしてやめるべきではあり日本におけるGIDガイドラインにおいても、生物学的性別での同性愛者に対し性別適合手術によって身体への侵入されない自由を侵害しないよう性別適合手術を行ってもよい患者かどうか判断する為に、生物学的性別による区別での同性愛者を除外する医師の客観的診断基準が必要となります。

またイスラム教徒による異教徒迫害の例にあるとおりの異教徒に対する人権侵害や政教分離されておらず民主主義国家とは言えない点が問題だと言えます。ホメイニ政権以降のイランイスラム共和制はアラブ帝国的だと私は思いますし、生物学的女性と性的少数者同性愛者等に対する迫害の原因となっている道徳警察のある現在のイスラム共和制のイランが良い国だとは私には思えない。
アメリカ合衆国が亡命受け入れでイラン政府と関係悪化のモハンマドレザーパブラビィ政権は、アルジェ合意でイラクとの国境問題解決やイスラム教世俗化で政教分離を分離を進めイスラム教徒と異教徒や無宗教者が平等な立場で一夫一妻制度採用は良い点な一方で、白色革命と呼ばれる親欧米的なこの改革はナチスドイツのゲシュタポのようなSAVAKと呼ばれる米国政府CIA系統の秘密警察使って反体制派迫害が行われていた民主的とはいえない開発独裁体制がマイナスであると言えます。
白色革命下イランには秘密警察の問題がありますから、ユダヤ教徒にとって安全な場所ではありません、ホメイニ政権以降の革命防衛隊使ってのイスラエル国攻撃の現状もイランがユダヤ教徒にとって安全でない事を示しています。それでも白色革命のモハンマドレザーパブラビィ政権下のほうが政教分離のある世俗主義でイスラム教徒と異教徒や無宗教者が平等な立場とのイスラム帝国的考えな分、イスラム教徒による異教徒や無宗教者迫害減らせる点で良かったと言えるのではないか。



















私はイランイスラム革命のホメイニ政権以降のイスラム共和制はイラン革命Wikipedia以降に革命防衛隊と道徳警察を使ったイラン国内政治が行われている点から、一種の恐怖政治ではないかと思っています。
絶対王政を終わらせ憲法で国家を縛る立憲主義の成立、私有財産権を認める、人権宣言のきっかけとなる等の良い事があったフランス革命であるが、フランス革命の負の側面として革命派による恐怖政治の問題もあったようである。

テロリズムの定義がない事が、そもそもの問題でありますから米国政府のテロ支援国家指定やテロ組織指定にも問題あるとは思いますが、暴力振るう武装組織が法規制されないもの問題であるわけで米国政府等の恣意的規制にならないように客観的基準のある武装組織対策が必要だと私は思います。
その上でのイランのイスラム革命でホメイニ政権によって作られたイラン革命防衛隊は公安調査庁の国際テロリズム要覧の対象です。
イスラム国も国際テロリズム要覧の対象になっています。