2023.10.1 産経新聞の「LGBT配慮 現実的課題は」記事に森谷みのりへのインタビューが載りました。女性スペースを守る会女性スペースを守る会2024年4月30日 08:42 PDF魚拓



理想を強制せず防犯考えて

女性スペースを守る会 共同代表 森谷みのり氏

 私が子供の頃は”男女共同”の社会だった。例えば駅の公衆トイレに入ると、男性と同じ空間で、用を足している後ろを通っていくしかなかった。当時抱いた嫌悪感や恐怖感はよく覚えている。大人になってからも、トイレが一つしかない事務所で働いたことがあり、生理中などの苦労は絶えなかった。
 生物学的な女性のみが男性から分離された専用の空間である「女性スペース」を守るという活動に参加しているのは、トイレや浴場などで男女を分けることは最低限必要だという考えを、実感として強く持っているからだ。
 女性スペースをトランスジェンダー女性(戸籍は男性、性自認は女性)にも開放しようと訴えている人々は、理想形だけを考えている。
確かに、強烈な身体違和を抱いている性同一性障害の方は存在するが、全てではないことは明らかだ。何より性犯罪目的で女装し、女性スペースに入り込む悪しき意図を持った男性との区別がつかない。
 性犯罪の類型としては、生物学的な男性から女性に対するものが圧倒的だ。仮にトランス女性であっても、体格、筋肉は生物学的な女性よりもまさっている。その意味では、マイノリティーは女性であって、トランス女性ではない。 今思えば、私が子供の頃に男女共同のトイレで抱いた恐れや嫌悪は、こうしたことに理由があるのだろう。
 この問題を巡っては、トランス女性の当事者よりも、その周辺や支援者が先鋭化している。経験ではなく、理論先行で運動している印象だ。
 「ALLY (アライ)」(性的少数者を理解し支援する人)を自認し、活動にのめり込んでいった知人がいる。自身への反対意見を「理解しようとしない」と毛嫌いし、議論を封じようとする圧力はすさまじく異様だった。
 女性スペースを守る会の会員の中には先鋭化した活動家から、写真や本名、旧姓、出身校、勤務先、居住市などを暴露され暮らしを脅かされたケースもある。
 事務局の滝本太郎弁護士への脅迫も止まず、私も物理的な脅威に危険を感じ、日常生活でかなりの影響が出ている。
 それでも「女性スペース」が失われることで今の若い人たちに自分が子供の頃に味わった思いをさせたくない。何もしなければ大変なことになってしまう。気が付いた人間がやるしかない。そうした責任感、使命感で活動を続けている。

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2023.10.1 産経新聞の「LGBT配慮 現実的課題は」記事に森谷みのりへのインタビューが載りました。

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