日記#151 どんぶりいっぱいの杏仁豆腐が食べたい。 2020/12/04
こんばんは。今日もお疲れさまです。今晩、(クイっ)どうすか?
キリル文字とアラビア文字で構成された異質な看板があると思ったら、普通に英語と日本語の看板を裏からみているだけだった。
ていうか、なんで看板の裏側が見えてるんだ?
今日は少し時間ができたから近所を散歩してみた。喫茶店に行きたかったのでGoogle マップで調べたら近くに占いカフェがあるとのこと。おもろそうだぜ、と思いそこへ行ったら先週つぶれたばかりだった。しょうがないので少し先にある普通の喫茶店へ行ったら、そこは先月潰れていた。私は死にゆく街に住んでいる。
失望にくれる私の前に100均が姿をあらわした。徒歩圏に100均があるのは本当にありがたい。
しかも私の中の100均像より2倍くらいは意識が高い。この棚なんかもかなりシンプルかつオシャレな感じにまとまっている。無印スタイルというか、ユニクロスタイルというか。デザインは収束する。
カナダ人ならこれが無印といわれても信じるだろう。「お前らの生活、豊かにしてやんよ。」みたいな気概を感じてかっこいいぜ。
英語も完璧ですごい。超絶やり手の店長がバリバリやってるんだろうか。(本社から送られてくるやつを印刷しただけだろうな。)
「どんぶりいっぱいの杏仁豆腐を食べたい!!」
え?何?
「どんぶりいっぱいの杏仁豆腐を食べたい!!」
しょうがないなあ。作ろうか。
「素」を湯で溶かすだけです。
熱湯をどんぶりに注ぐ。どんぶりを驚かさないように一声かけるのがマナー。
白い粉を入れる。
(それにしてもひどいgifだ。私のスマホはオート露出機能が完全にバグっていて、画面の白色が一定値を超えると混乱して正気を失う。)
牛乳を申し訳程度に入れる。
できるだけ申し訳なさそうに静かに入れよう。
準備完了。あとは冷蔵庫で冷やすだけ。
〜3時間後〜
できた!!完成!
なんか、スプーン育ってるくね?
まあいいや、食べます。
食べた。
人生の豊かさって経済レベルでも余暇の充実でもなくて、「好きな時に杏仁豆腐を吐くほど食べられるかどうか」で決まるらしいです。確かな情報筋から聞いたことですので、信じてもらって大丈夫だと思います。
他には何をしたかな。
スーパーに行って野菜コーナーでニンニクを目にした途端、冷凍庫で半年眠っているミンチ肉と昨日間違って購入した豆腐を使って麻婆豆腐を作る奇策を思いつき、あまりの衝撃にその場に立ち尽くした。こんなことがあっていいのか。あまりにも完璧すぎる。一列あいたテトリスにI字テトリミノをぶっ込んで全消ししたような、そんな気持ちだった。
2020年12月4日
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