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双子の物語2〜母子手帳をもらって〜

昨日に引き続き当時のことを
思い出しながら書いていこうと思います。


2回目の健診が確か10週の頃。
バニシングツインの心配をしながらの
2週間の生活。
考えれば考えるほど不安になりました。

せっかくお腹にきてくれた命を
どうしても守ってあげたいという一心でした。

そしてエコーを見た時に
2週間前とは変わらず
2つの心臓が私のお腹の中で
元気に動いてました。

すごくホッとしました。
そして先生からも母子手帳を
〝2冊〟もらってねと言われて
その時に
「あぁー本当に双子の母になるんだ」と
自分の中で感じました。

エコーで確認した際に
一卵性であることはわかりましたが
まだMDツインなのかMMツインなのかは
わかりませんでした。
双子の種類についてはこちらをご覧ください。

それだけMDツインの二人を隔てている
壁は薄いのです。

また健診を受けた産婦人科では
双子の出産はできなかったので
大学病院の紹介状を書いてもらいました。

自宅から近い大学病院か
実家から近い大学病院かの
選択でした。

私は里帰りを予定していたので
実家から近いところを選びました。
まさかこの後2度も転院になるなんて
思いもしてませんでした。


健診が終わったその足で
母子手帳をもらいにいきました。

担当をしてくれた保健師さんが
本当にいい人で
たくさんお話を聞いてもらいました。
ちなみに
これはたまたまなのですが
すいの母子手帳を受け取る際も
その方で
私も覚えていたし
その保健師さんも覚えてくれていて
2人の成長をすごく喜んでくれました。

母子手帳は2冊ですが
健診の際に使える補助券は
当時1冊のみでした。
私の場合は管理入院が長かったので
使い切ることはありませんでしたが
入院なく健診のみで出産になる場合は
絶対に足りなくなり自己負担になります。
現在は見直されたのか
自治体によって異なると思いますが
1.5倍の補助券が出るそうです。

本当にそういったところを
改善していって
もっと子育てしやすい、
多胎児に優しい国になってくれたらなと
日々思っています。


母子手帳を受け取って
ようやく〝母親〟になるという
覚悟が生まれました。

そしてこの辺りから
〝つわり〟というものが始まります。

また大学病院での初めての健診の時に
双子の妊娠・出産の
リスクを知ることになります。


明日、
つわりと双子の妊娠・出産のリスクについて
記事にしていこうと思います。

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