#0027_ジブン株式会社_年代で変わる「何者か」の価値
おはようございます!
昨日の木下斉さんのVoicyで「何者か」になるためには年代ごとにギアチェンジが必要で、それぞれの年代においてチームとして何か成し遂げて、そのチームメンバーと共に「何者か」になっていく必要がある、というお話を伺いました。
他人を蹴落とすのではなく、チームとして何か成果を挙げ続けることで、チームとしての力も上げ、さらにそのチームの中でメンバーが「何者」かになっていくというお話はとても共感できました。
さらに、年代ごとにギアチェンジしていくということは、確かになと思うと同時に、今後年代とマッチしない残念人材、もしくは器用貧乏のサラリーマン山田にならないために、とても重要な考えだと思いました。
年代で変わる「何者か」の価値
20代:探求と自己形成の時期
20代は、とにかくあらゆる探求をし続け、経験を積みまくる。アクセル全開で仕事に趣味に没頭する。そのようにトライし続けることで、周りから「あいつ若いのに頑張っているな。」と着目され、「何者か」として認識されるのだなと思いました。
私も20代のころは、マスコミ向け広報/投資家向け広報をメインでやっており、当時いろいろ対外発表すべき重大インシデントが多発し、地獄の忙しさでした。
ですが、そこで培ったPRのノウハウはとても代えがたい資産になっています。
というのも、広報では自分が作ったプレスリリースが世に出て、それをもとにニュース番組や記事、アナリストレポートが他人から発信されます。
そこでは、自分が発信する内容から一部を切り取られて、ミスリードされた他人発信がまぁよく起こります笑
人それぞれ違った考え方があり、その考え方という眼鏡で事象を見ると、切り取り方が全然違う、ということを強烈に体験することができました。w
これはとても良い経験だなと思います。このnoteもそうですが、あらゆるコミュニケーションに生かせるので。
30代:成長とキャリアの確立
30代になると、20代のがむしゃらに探究・自己形成してきた経験をもとに成長し、キャリアを確立する時期です。
マネジメント層の一歩手前でプロジェクトチームのリーダーとして、「何者か」に個人としてもチームとしてもなる成功体験を得る時期であるなと思います。
私は今まさに30代中盤なのですが、運良く社内のプロジェクトリーダーとしてビジネス立ち上げに携わる事ができています。
外資半導体メーカーに対するビジネス立ち上げで、顧客の要求が厳しくて早いので、毎日胃が痛いです笑。
しかし、オーナーシップを持って「ジブンが会社の代表なんだ!」という気持ちで取り組むと、何クソ魂で踏ん張れるし、一人でかかえこまずにチームメンバーに助けを求めることで、チームとしての力もどんどん上がってきます。
最近ようやく、チームとして一丸で顧客に向かっていく、チームの相乗効果の凄さを感じているところです。
30代これから後半戦に入りますが、チームリーダーとして修羅場をくぐりまくることで、キャリアの確立を図りたいと思います!
40代:再評価と柔軟性の時期
40代になると、マネジメントの立場になり、あらゆるポジション・考え方の人々を率いてプロジェクトをマネージする必要があります。30代までのようながむしゃらさではなく、俯瞰してチームを見て、柔軟に対応していく対応力が必要になってくるとのこと。
この力は20代~30代でめいっぱい自己探求と自己確立してきた経験から出来ることだなと思います。それまでの経験をもとに、あらゆる事象を一歩ひいてみたときのチームとしての最適解を素早くみつけ、それをチームメンバーにフィードバックするといったマネジメントとしてのチームへの携わり方ができるのではないかと。
私も40代でマネジメント側に回る際は、そのようにギアチェンジできるよう、今のうちにジブン株式会社のアセットを積み上げまくり、経験を上げていこうと思います!
最後に
50~60代はちょっと遠い話なので、また今度の機会に書こうと思います。
その年代におけるロールモデルとして、木下さんが配信でライフネット生命創業者出口治明(でぐち はるあき)さんに言及されていました
同氏は、定年間近で日本生命を退職され、ライフネット生命を立ち上げ、その後は別府のAPU学長など教育者の立場にもなっています。
出口さんは大学時代に講演を拝聴したり、セミナーに参加した経験があり、彼の「子育て世代の保険料を半分にして、安心して子どもを産み育てることができる社会を作りたい」という理念は素晴らしいなと思いましたし、何よりその理念を掲げて、実際にライフネット生命という会社を立ち上げで、やり切るといった姿勢がすごいなと思います!
私も彼のようにどの年代でも変化に対応し、逆に変化を作り出せるような人材になれるよう、今日もチャレンジし続けます!